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2006年のウミガメの産卵について
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2006年のウミガメの産卵について

日本ウミガメ協議会では全国でウミガメの上陸・産卵に関して調査を行っている団体・個人(別記)より、2006年のウミガメの上陸・産卵情報を集め、集計いたしました。その結果がまとまりましたので、ここに報告いたします。

(データの無断使用を禁ず)
使用を希望される場合は、必ずデータの所有者あるいは
日本ウミガメ協議会の許可を得て下さい。

アカウミガメ

 確認されたアカウミガメの産卵は2833回、上陸は5650回でした。上陸が確認された砂浜は全国で263カ所、産卵が確認された砂浜は216カ所でした。2005年の産卵は5167回、上陸は9171回でしたので、昨年と比較して産卵では54.8%、上陸で61.6%と大幅に減少しました。ちなみに、南西諸島を中心に調査が行われていない砂浜もありますが、実際行われた産卵が3500回を超えることはないと推察されます。1個体の雌はシーズン中に2−3回に分けて産卵しますので、2006年に日本で産卵した雌は1800から1200個体以下と見積もることができます。
 北太平洋でアカウミガメが産卵するところは日本だけです。つまり、北太平洋で2006年産卵した雌が2000頭以下なのです。これは、北太平洋のアカウミガメ個体群がかなり危機的な状況にあることを示唆しています。
 日本のアカウミガメの産卵回数は、徳島県日和佐大浜海岸(日和佐町 現美波町)、蒲生田海岸(阿南市)、静岡県御前崎海岸(御前崎教育委員会)、宮崎海岸(宮崎野生動物研究会)、沖縄県八重山諸島黒島西の浜(八重山海中公園−日本ウミガメ協議会)、鹿児島県屋久島田舎浜(屋久島うみがめ館)、和歌山県みなべ千里海岸(みなべ町ウミガメ研究班)の順に記録されるようになり、上記の砂浜では1950年代から80年代にかけて調査が開始されています。これらのデータは1980年代は増加、1990年代は減少し、1997年、98年に最低を記録したのち、その後増加傾向にありました。しかし、05年に増加がとまったのち06年は大きく減少しました。


日本のアカウミガメの産卵場の分布

アカウミガメの県別上陸・産卵回数






屋久島、宮崎、四国、紀伊半島、遠州灘海岸の産卵回数の年変動

データは屋久島うみがめ館、宮崎野生動物研究会、元小学校、日和佐うみがめ博物館、阿南市、みなべ町ウミガメ研究班、新宮市アカウミガメを保護する会、御前崎町教育委員会、豊橋市のデータを使用しました。




アオウミガメ

 アオウミガメは小笠原諸島と屋久島以南の南西諸島で産卵が見られます。赤道を中心に分布するアオウミガメの産卵地の丁度北縁部にあたります。2006年は85カ所の砂浜から871回の産卵、100カ所の砂浜から1677回の上陸が確認されました。2005年は産卵2210回でしたので、なんと39.4%になってしまいました。小笠原の調査を行っている小笠原海洋センターの菅沼弘行氏によると、この程度の変動はこれまでも見られたそうです。




タイマイ

 タイマイは赤道を中心としたサンゴ礁の発達した島嶼海域に産卵場をもちます。沖縄はその北縁にあたります。例年、少ないのですが石垣島と黒島の2カ所で合計5回の産卵が確認されました。




ウミガメ産卵調査団体・個人(敬称略、あいうえお順)

あかばね塾、秋山章男、アクアワールド茨城県大洗水族館、阿久根市市民環境課、浅川弘、畦地茂徳、阿部寧、渥美町役場、奄美市笠利総合支所市民課、奄美海洋展示館、井口利枝子、池渕正明、いちき串木野市役所生活環境課、一宮町教育委員会、一奏を語る会、井上格、井上太介、井上敏、井野麻由子、指宿市役所、今村篤雄、岩崎富一、上片野豊和、海夢、ウラシマ・プロ、頴娃町役場企画課商工観光係、夷隅郡自然を守る会、大磯町郷土資料館、大岩憲治、大岩保雄、大方海亀保護員、大木清、大崎町役場総務課、大宜味村、大鹿達弥、太田尚子、大多和、大野睦、大野裕、大梅謙治、大牟田一美、岡垣町ウミガメ調査員会、小笠原海洋センター、岡田幸生、岡本増夫、沖永良部ウミガメネットワーク、奥間秀八、小倉明、鬼束紘樹、御前崎市教育委員会社会教育課、表浜ネットワーク、加賀見忠平、鹿児島大学ウミガメ研究会、加島祐二、鹿屋市役所環境政策課、海の中道海洋生態科学館、ヤ・シィ、上林功、上屋久町商工観光課、亀田和成、カメハメハ王国、嘉陽宗幸、唐津の海を守ろう市民の会、カレッタ君のふる里を守る会、川畑公一、喜界町役場企画課、喜多博文、北水慶一、紀宝町役場企画調整課、肝付町役場内之浦総合支所産業建設課、金峰町、日下部要、串本海亀を守る会、久志本鉄平、九十九里浜自然史博物館、九十九里浜自然を守る会、楠瀬昇一、口ノ町一志、国頭村役場、窪川町立興津小学校、熊沢佳範、熊野の自然を考える会、黒潮生物研究所、黒潮町役場大方総合支所、黒潮町役場佐賀総合支所海洋農林課、黒島研究所、黒柳賢治、芸西村経済建設課、小石尚眞、後藤清、小浜敏也、小藤一弥、小林茂夫、米須邦雄、ふくしま海洋科学館、佐伯市蒲江振興局、坂井賢二、阪本登、佐多秋男、薩摩川内市環境課、里一之、塩出久男、品田時夫、志摩半島野生動物研究会、四万十市地球環境課、下田海中水族館、下ノ加江中学校、市立しものせき水族館、城本法子、新宮市海ガメを保護する会、菅沼弘行、鈴木祥平、瀬戸内町役場商水観光課、染谷友和、高浦哲、高塚丈徳、野洋子、竹下完、竹下涼子、武田明美、立川浩之、龍郷町産業振興課、田中幸記、田中剛、田中輝彦、棚窪時雄、田名瀬英朋、田邊和慶、田野町役場、田端重夫、田原一豊、玉之浦リップルズクラブ、垂水市役所生活環境課、知名町役場みどり推進課、千葉県立中央博物館海の博物館、長楽美保、つのしま自然館、手塚幸夫、寺田太久巳、土肥理、東條昭憲、徳永昭和、徳之島町企画課、独立行政法人水産総合研究センター西海区水産研究所石垣支所、百々治、冨山加奈、豊橋市環境部環境保全課、内藤文子、中尾勇、中崎一、中島俊郎、長島町役場水産商工課、中種子町役場企画課、中原愛、中山香、中山徹、成ヶ島を美しくする会、成瀬裕昭、新居順子、西之表市役所農林水産課林務水産係、日南市教育委員会、乃一繁、延岡市教育委員会、萩野進也、花尻薫、浜崎敏明、浜松市教育委員会生涯学習推進課、速水政夫、原田英裕、春野の自然を守る会、日置市役所日吉支所市民生活課、日置市役所吹上支所市民生活課、彦坂真、日立市かみね動物園、日向市アカウミガメ研究会、平治隆、広沢俊昭、廣達也、日和佐ウミガメ博物館、ふくしま海洋科学館、福嶋幸恵、藤井和一、藤井隆司、藤岡茂夫、藤田健一郎、藤田博、船間博和、古市善哉、ペインアレン・留美、前田耕作、枕崎市、政田正武、増田隼人、松井宏文、三重大学かめっぷり、水上雅晴、溝渕幸三、みどりの地球大好き会、湊久和、みなべウミガメ研究班、南大隈町、南さつま市役所、南種子町役場・企画課企画開発係、南知多ビーチランド、御浜町役場産業建設課、宮口光敏、宮崎光一、宮崎野生動物研究会、宮地勝美、村永信吾、室戸市立元小学校、屋久島うみがめ館、屋久町役場環境観光課、山内愛子、山口真奈美、山崎和哉、山崎千亜希、山崎裕也、山下真智子、山下芳也、大和隆信、大和村、山本明男、山本宏幸、山本松義、吉崎和美、吉田泰博、吉村脩、6DORSALSKAYAKSERVICES、若林郁夫、綿谷春代、和泊町役場、

また、このデータの収集、処理作業は当会のボランティア谷口真理、井嶋千絵が行いました。

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