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ウミガメ速報

●過去のウミガメ速報 (2005年 No.51〜No.60)

ウミガメ速報05−51(10/22)
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Margarita T. de la Cruzさんより(9/2)
 アオウミガメの再捕情報です。再捕獲日:2005年9月7日、再捕獲場所:フィリピンEastern Samar州GuiuanのTubabao島(刺網にて混獲)、再捕者:Melchor Duran夫妻、直甲長:47cm、直甲幅:31cm、処置:暫く飼育にて様子見、以下、小笠原海洋センター山口真名美さんより:本個体の履歴です。捕獲及び放流場所:小笠原村父島宮之浜、放流日:2003年10月21日、放流者:小笠原海洋センター、種:アオウミガメ、性:不明、標識:JP36207・JPN28962、備考:2002年孵化・飼育個体
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読売新聞千葉(9/23)
 鴨川市東町の水族館「鴨川シーワールド」では、同園で孵化(ふか)したアカウミガメの子ガメを23日、近くの東条海岸から放流する。シーワールドでは、4年前から、孵化に適さない場所に産み落とされた卵を保護し、館内で孵化させた子ガメを放流している。今年8月14日にも孵化した72匹を放流した。今回は、8月14日以降に孵化した35匹を午前10時から放流する。入館者の中から放流を希望する人に、当日、先着35人に参加券を配る。無料。また、23〜25日まで、入館者を対象に、ウミガメの生態などを学ぶ「ウミガメ教室」を開催する。時間は午前11時30分と午後1時30分の2回で、定員は先着40人。無料。
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読売新聞静岡(9/24)
[街ふれあい]=静岡◆また戻ってきてね◆浜松◆ 中田島町の中田島砂丘でこのほど、「アカウミガメ放流会」が行われ、市内の親子ら約400人が参加した。浜友観光(本社・浜松市)と自然保護団体のサンクチュアリジャパンが毎年開催している企画で、今年で5回目。はじめに保護団体代表の馬塚丈司さん(54)が「子ガメがここに戻ってくるのは20年後。しかも5000匹のうち1匹だけ。安心して産卵できる環境を守っていくとともに、命の大切さを感じ取ってください」とあいさつ。その後、参加者たちはふ化したばかりの体長6〜7センチの子ガメを手に取り、一斉に砂浜に放した。海に向かって一目散にはっていく子ガメに、子供たちは「頑張れ」「また、戻っておいで」と声援を送っていた。
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紀伊民報(10/1)
 すさみ町内の4小中学校でアカウミガメの赤ちゃんを飼育している。同町江住の町立エビとカニの水族館(森拓也館長)で、8月下旬から9月上旬にかけて生まれた赤ちゃん。来夏に放流する予定。小さいままで放流すると海鳥や大型魚に襲われる可能性が高いことから、1年ほど育てた後海に返そうと、同水族館が町教育委員会を通じて小中学校に飼育を依頼した。江住小10匹、見老津小6匹、周参見小5匹、周参見中8匹をそれぞれ水槽に入れて飼育している。周参見小では飼育委員会の5、6年生14人が、交代で餌をやるなどの世話をしている。児童らは「放流できるまで大きく育てたい」と見守っている。ウミガメの赤ちゃんは、7月11日に町内の里野海水浴場で産み落とされた卵からかえった。83個あったが死ぬなどして残ったのは33匹。同水族館でも4匹を飼育している。海水温が高くなる来夏に標識を付け、里野海水浴場で放流する。現在の2倍の大きさの甲長10センチ前後まで成長するとみられる。森館長は「生まれてすぐに放流しなければ、生まれた砂浜に戻ってこないといわれているが、どこかで無事に育ってくれればよいと思う。子供たちが飼育することで命の大切さを学ぶことができるだろう」と話している。
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朝日新聞愛知(10/5)
 ひと模様 [ずばり聞きます/この人に聞きたい] 田中雄二さん 渥美半島の太平洋に面した砂浜で、NPO法人・表浜ネットワーク代表の田中雄二さん(豊橋市曙町)は連日、アカウミガメの産卵や上陸、孵化(ふか)した子ガメが無事海に帰ったかなど、様子を見て回っている。今年の上陸は例年にない150回余。しかし、砂浜には一面、消波ブロックが設置されたり、一部が埋め立てられたりして、良好な状態ではないという。田中さんに、表浜とアカウミガメ産卵の現状を聞いた。(聞き手・佐野登)――今年の上陸数はどうですか。:「静岡県境から西に14キロの砂浜で調べています。5月から始まり、これまでに153回を数えます。このうち産卵は75回です」――以前と比べるとどうですか。:「92年には200回上陸し、136回も産卵しましたが、普通の年はおおむね2けた台の上陸で推移してきました。だから、今年は多いですね」――産卵は上陸の半分強ですか。:「障害がいろいろあります。砂浜には消波ブロックがずらり。親ガメが低くなった場所を見つけられないうえ、ブロックにさえぎられて右往左往した跡が90メートルに及んだ例もありました。潮が満ちて水没の危険があっても、あきらめて産卵してしまうこともあります。そんな例があちこちにあります。手を加えたくないのですが、地元の漁業者や協力者に頼んで、卵を移植しています」――アカウミガメも大変ですね。:「孵化した子ガメが海へ帰る時もそうです。消波ブロックを越えるか、すき間を見つけられずに約300メートルも歩き回ったケースがありました。海へ戻るため、一番活発な時期ですから、小さな体でもあれだけ動けるのだと思います」「死んだ親ガメが打ち上げられる場合もあります。漁業の際に一緒に捕まり、放しても弱って死んでしまうこともあります。砂浜が埋め立てられたり、四輪駆動車が浜を走って卵を踏みつぶしたりしています。以前は浜の近くにある産業廃棄物処理施設から汚れた水が流されてきたりするなど、障害は多くなっています」――どうやって調べているのですか?:「毎日朝3時から出かけています。産卵上陸は8月前半がピークで、今は孵化状況の見回りです。アカウミガメの卵は50〜70日間ほどで孵化し、学者の研究だと、砂浜の温度が29度を超えると雌、低ければ雄。日本で孵化した子ガメは黒潮と北太平洋海流にのってアメリカ沖へ行き、ここで成長して産卵に日本へ帰ってくるのが確認されています」――取り組みのきっかけは何ですか。:「サーフィンが好きで、この浜によく来ていました。ここで、静岡県のウミガメ研究家加藤弘さんと出会ったのが始まりです。毎日、調査に来られ、熱心でした。その加藤さんが2年前に病気で倒れて、私が引き継いでいます。――これからの課題は。:「外洋に面した海岸で、これだけ砂浜があるのは本州でも珍しいと思います。ブロックを撤去しろとまでは言いませんが、行政側と根気よく話し合い、親ガメの上陸や産卵、子ガメが回帰しやすい海岸を取り戻したいです。人間中心の海岸整備ではなく、自然と共生する浜に戻し、ラムサール条約への登録も目指していきたいと思っています」 表浜ネットワーク:浜名湖以西の遠州灘に面した海岸を「表浜」と呼ぶ。ここを舞台に個人や市民グループ、研究者が一緒になって、よりよい環境を残す目的で結成され、今年6月にNPO法人化された。副代表に、なぎさ総合研究室長の宇多高明氏、理事に日本ウミガメ協議会長の亀崎直樹・東大大学院農学生命科学研究科客員助教授、「六条潟と三河湾を守る会」代表の市野和夫・愛知大教授ら、豊橋サーフィン連盟なども加入し、会員約30人。メーリングリストは約160人を数える。
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徳島県 百々治さんより(10/3)
 漂着したウミガメを見つけましたので、報告します。発見日:2005年10月2日(日)15:00頃、発見場所:徳島県宍喰町長浜海岸、サイズ:SCL 44cm、SCW 37cm、CCL47cm、CCW 45cm、生死:死、尾の長さ:3cm、標識無し、処置:埋設、備考:波打際に打上げられていた。外傷は無かった。少々腐敗臭があるが、死後余り経っていない様です。甲羅の形を見ると、アオウミガメの様です。甲羅の色はキレイな茶色です。事務局より:いただいた写真より、アオウミガメでした。 
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読売新聞大阪(10/3)
 太平洋に面する高知県土佐清水市の市立下ノ加江中学校は、国の絶滅危惧(きぐ)種に指定されているアカウミガメの人工孵化(ふか)、放流を10年以上続けてきた。7月、地域も巻き込んだ熱心さが実を結び、同校から約6キロの距離にある産卵地・大岐浜が県の条例に基づく保護区に指定された。同校が人工孵化を始めたのは1992年。学校前の浜で産卵が確認されたことがきっかけだった。当時の教頭で日本ウミガメ協議会員の溝渕幸三さん(58)が「命の大切さを学んでもらいたい」とPTAに相談、保護や放流を決めた。卵が野犬に食べられたり、高波にさらわれたりしないよう専用の小屋「カメハウス」を校内に建てた。ウミガメが上陸してくるのが毎年6月ごろ。生徒たちは卵を保護し、小屋に敷き詰めた砂に埋める。孵化に適する地温は24〜33度。日々の地温の積算が1400度を超えるとかえる。毎朝交代で様子を見守り、砂の温度をチェック。孵化した子ガメを水槽に移す。地道な作業だ。今年も大岐浜や学校前の浜で29匹の産卵が確認された。生徒たちは1188個の卵を保護し、712の新しい命を誕生させた。生徒会長の3年横山晃君(14)は「子ガメが産まれる瞬間は感動的。浜が汚ければゴミを拾おうという意識ができた」と話す。産卵の季節には、地元の理容店経営、岡田幸生さん(58)が毎朝、浜を歩き、確認すると、学校に連絡してくれる。餌代を近所の人たちがカンパしてくれることもある。宮下哲男校長は「命の大切さを学ぶだけでなく、親子の会話や、地域の絆(きずな)も生まれた」と、小さな命がはぐくむ大きな〈成果〉を喜んでいる。(岡本久美子)
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東海日日新聞(10/3)
 豊橋市制100周年記念事業「表浜おいでん祭」が2日、豊橋市細谷町の細谷海岸で開かれた。NPO法人表浜ネットワーク(田中雄二代表)主催。 子どもビーチフラッグス大会をはじめ、地元漁師が協力した地引き網、豊橋サーフィン協会による子どもサーフィン教室など、多彩な催しに約300人が参加。 午後から行われたウミガメ教室では、南知多町の南知多ビーチランドからアカウミガメ1匹、7月に同海岸で保護されたアオウミガメが登場。子どもたちは、年齢5歳で体重56キログラムのアカウミガメの大きさに驚きながらも熱心に説明を聞いていた。 次に、2匹のカメの海への放流が行わわれ、ウミガメが波打ち際まで来ると「がんばれー」「泳げー」などと子どもたちの声援が飛び交った。豊橋市の小学6年生・加藤優貴くん(12)は「初めてウミガメに触った。海に泳いで行くのを見て感動した」と話していた。ほかにも、海岸近くの畑での農業体験なども行われ、子どもから大人まで「表浜」の魅力を存分に体感し、海辺での1日を満喫した。
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事務局より:数年前から事務局のメンバーがお世話になっている淡路島の由良の小島、成ケ島に初めて上陸しました。昔は淡路島と陸続きだったところを航路で切ったため島になったのだそうです。一応、大阪湾に面しているのですが、その植性や潮干帯の動物相は、大阪湾の海岸線の原風景を想起させてくれます。ここの自然を20年近くに渡って守り続ける花野晃一さんによれば、「昔はほっとかれて自然が守られたんやけど、最近は年々注目度が高くなって、それが心配」だとか・・・。確かに小山の頂上には環境省の展望台が新しく出来ていて、一緒にいった方々はブツブツ文句をいっておられました。国交省が音頭をとって「ほっとかれへん大阪湾」などというプロジェクトも興され花野さんも参加されるそうなのですが、「ほっとかれたから、守られたんや」と一言。いずれにせよ、このままにしておいて欲しいところでした。今日はこれから徳島に出かけます。徳島県が推進しているウミガメ調査ボランティア制度も随分充実してきました。今日、明日とそのまとめの会議です。この仕事は自然をほっとくために役立てばいいと思います。(亀崎)


●ウミガメ速報05−52(10/26)
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鹿児島県 宮崎豊さんより(9/14)
鹿児島大学ウミガメ研究会 武内有加さんより(9/15)
 同じアオウミガメが2日続けて混獲されました。
 宮崎さんより 発見日:2005年9月14日、発見者:宮崎豊さん、生死:生、発見場所:鹿児島県川辺郡笠沙町野間池高、発見状況:混獲(定置網)、標識番号:39177、39178、処置:放流。 武内有加さんより 発見日:2005年9月15日、発見者:宮内叶さん、鹿児島大学ウミガメ研究会学生、生死 生、発見場所:鹿児島県川辺郡笠沙町白瀬定置網、発見状況:混獲(定置網)、標識番号:41521(左前肢)、39177(左後肢)、39188(右前肢)、サイズ:標準直甲長 90.2cm、最小直甲長 90cm、直甲幅 68.7cm、曲甲長 94cm、曲甲幅 88.5cm、処置:放流。事務局より:本個体の履歴です。放流者:小笠原海洋センター、放流(捕獲)日、2005年5月11日、放流(捕獲)場所:東京都小笠原父島製氷海岸、捕獲状況:上陸探巣中、種:アオウミガメ、性別:メス、サイズ:標準直甲長 89.2cm、直甲幅 68.0cm、曲甲長 95.5cm、曲甲幅 89.9cm。
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鹿児島県笠沙町漁業協同組合 山寺敏さんより(9/20)
 網に標識を付けたウミガメがかかったとの情報がありましたので連絡しました。
発見日:2005年9月20日朝、発見者:宿里武利さん、発見場所:鹿児島県川辺郡笠沙町、発見状況:混獲(個人小型定置網)、生死:死、発見時の状態:ガスがたまっていた、標識番号:JPN33437、処置:投棄、備考:発信機らしきものが付いていた。事務局より:本個体の履歴です。放流者:小笠原海洋センター、捕獲日:2004年6月22日、放流日:2004年8月17日、捕獲場所:東京都小笠原父島屏風谷、捕獲状況:上陸探巣中、種:アオウミガメ、性別:メス、サイズ(捕獲日計測):標準直甲長92.7cm、直甲幅74.6cm、曲甲長96.4cm、曲甲幅91.5cm、標識:Y33438(左後肢)、Y33437(右後肢)、I27878(左前肢)
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朝日新聞高知(10/3)
 県東部の沖に回遊してきたアカウミガメの数が、今年は例年の倍近くになっていることが、室戸市の椎名に常駐しているウミガメ調査員、山崎千亜希さん(20)=写真=らの調査で明らかになった。山崎さんは大阪府枚方市に本部を置く「日本ウミガメ協議会」(亀崎直樹会長)が生態調査や保護のため和歌山県みなべ町、沖縄県石垣市の黒島とともに設けている「室戸基地」の調査員。室戸岬を中心に、毎年アカウミガメが産卵のため回遊してくるが、この地方独特の漁法、大敷き網に大量のウミガメがかかる。多い日には1日7頭、産卵期の6月から8月にかけて最高11頭が捕獲されたという。例年の捕獲数は160頭前後だが、今年は9月末で313頭を数えた。毎朝5時半には漁師たちとともに網引きに参加、個体数を確認し、標識をつけて海に戻す。回遊経路や生態系がはっきりしないだけに地道な調査が必要だという。「ウミガメを食用にする習慣は今も残っていますが、保護のために皆さん協力的で、助かります」と地元にすっかりとけ込んでいる。
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和歌山県農林水産総合センター水産試験場 小久保友義さんより(10/4)
 下田原漁業協同組合より標識の付いたウミガメがかかったとの連絡を受け、調査しましたので報告します。発見日:2005年10月4日、発見者:下田原漁業協同組合の漁師、生死:死、発見場所:和歌山県串本町古座荒船海岸宝島(ホウジマ)から沖合い800m付近(緯度33度31分36秒、東経135度51分40秒)、状況:混獲(伊勢海老漁用の刺し網)、標識番号:JPN44622、サイズ:標準直甲長43.1cm、最小直甲長39.2cm、直甲幅35.7cm、頭幅5.9cm、種:アオウミガメ。事務局より:本個体の履歴です。放流者:伊
東漁業協同組合富戸支所 日吉直人さん、捕獲場所:静岡県伊東市の定置網、放流日:2005年7月22日から27日の間。
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徳島新聞(10/4)
 徳島県海南町大里の大里松原海岸に今シーズン上陸したアカウミガメが、ボランティアで調査を続けている乃一繁さん(79)=同町大里、無職=によると、調査を始めた1996年以降、最多の50匹を記録、産卵したアカウミガメの数も最多となったことが確認された。乃一さんの調査を支援しようと「うみがめを守る会」(約10人)が今年結成され、活動を後押ししたことが好結果につながった。
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甑島漁業協同組合上甑支所 畑勇二さんより(10/7)
 標識の付いたウミガメを見つけたので報告します。発見日:2005年10月7日、発見場所:鹿児島県薩摩川内市中甑西海岸、状況:混獲(磯建網)、標識番号:JPN39841、サイズ:不明、生死:死、処置:投棄、事務局より:本個体の履歴です。放流日:2005年6月16日、放流場所:鹿児島県笠沙町野間池白瀬定置、種:アオウミガメ、性別:不明、サイズ:直甲長:57cm、最小直甲長:54cm、直甲幅:44.2cm、曲甲長:59cm、曲甲幅:53cm、状況:混獲(定置網)、標識:左前肢39840・右前肢39841、放流者:宮内叶さん
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鹿児島県 柳井谷和人さんより(10/8)
 定置網に標識の付いたウミガメがかかったので報告します。発見日:2005年10月8日、発見場所:鹿児島県肝属部肝付町波見800m沖の定置網、発見者:高山漁業協同組合の漁師、発見状況:混獲(定置網)、生死:生、標識番号:29960、処置:焼酎を呑ませて放流。事務局より:本個体の履歴です。放流者:小笠原海洋センター、放流(捕獲)日:2002年7月16日、放流(捕獲)場所:東京都小笠原父島境浦南海岸、捕獲状況:産卵上陸(未産卵)、種:アオウミガメ、性別:メス
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事務局より:日曜日、徳島県牟岐町に行ってきました。徳島県のウミガメ調査ボランティアの集まりです。徳島の産卵回数は去年よりやや増加したものの、往年に比べるとまだまだです。日和佐や蒲生田で、かつてのように100回以上の産卵が見られるのはいつのことでしょうか。
 牟岐町で少し時間があったので町を探索しました。小さな魚屋があったので覗いてみると、漁港の近くなのに決して新鮮ではない小魚がチョロチョロ並んでいました。その魚にまぎれて、黒いものが入った鍋、イモの煮っ転がしの入った容器が並んでいます。ううむ。中々怪しい魚屋だと思ってたら、元気な愛想のいいオバアが登場。「どっから来たんな?」「どうゆう関係な?(私は大学院生の岩本君といた)」と矢継ぎ早に質問を浴びせかけてきます。「ばあさん、この怪しいもの何よ?」「これな? あんこ。うまいでえ。食べてみい。」とどっさりと怪しい物体を私の手のひらに。「おおおお、うまい」 腐りかけた魚に埋もれた怪しい物体は、本当にうまい「あんこ」だったのです。私はその「あんこ」を少し買うことにし、「あん」を器にとるオバアの姿を写真に収めようとしました。すると「写真とってくれるんな。ほんなら、」と、「あんこ」の量は倍になったのでした。それにしても、これまで50年近く生きてきて「あんこ」を買ったのは初めてです。多分、今後も「あんこ」を買うことはないと思います。爽やかな秋の日の、魚屋での出来事でした。(亀崎)


●ウミガメ速報05−53(11/1)
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鹿児島県丸世大吉漁業生産組合 伊東正英さんより(10/10)
 私が従事する定置網に標識の付いたアオウミガメが混獲しましたのでお知らせします。寸法測定は船に積んであるメジャーでざっと測ったため正確ではありませんのでご了承ください。あくまでも参考程度にお願いします。発見日:2005年10月10日、発見者:伊東正英、発見場所:鹿児島県川辺郡笠沙町崎ノ山地先、発見状況:混獲(定置網)、生死:生、処置:生きたまま再放流、標識:JPN19138(右後肢、黄色のプラスチック)、JPN19731(左後肢、シルバー金属、串本海中公園印刻)、サイズ:SCL 81.0cm、SCW 63.0cm。事務局より:本個体の履歴です。捕獲者:石垣市在住の漁師 比嘉正宗さん、捕獲日:1999年5月14日、捕獲場所:沖縄県宮古郡多良間島、放流者:島達也、放流日:1999年5月17日、放流場所:沖縄県石垣市新川、サイズ(放流日に測定):SCL 69cm、CW 58.1cm、BW 35.9kg。
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ふくしま海洋科学館 平治隆さんより(10/15)
10月15日にオサガメのストランディングがありました。場所は福島県いわき市永崎の海岸で、すでに死亡して腐敗がひどい状態でした。甲羅が2箇所割れていました。また頭部も潰れていました。直甲長は116cm、甲幅71.3cmでした。
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ふくしま海洋科学館 平治隆さんより(10/18)
10月4日に混獲し溺れたアオウミガメを本日放流しました。
10月4日いわき市小名浜沖の刺し網に直甲長41.9cm、甲幅35.5cmのアオウミガメが混獲していました。溺れていて元気なく虚脱していました。抗生剤、ステロイド、利尿剤などの注射や酸素吸入など治療を行い回復したため、10月18日に小名浜下神白の海岸から放流しました。標識を左前肢に取り付けました(JPN10315)。
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静岡新聞(10/18)より
 アカウミガメの産卵ふ化状況を調べる王国メンバー=牧之原市の須々木海岸  牧之原市の海亀保護団体「カメハメハ王国」(渡辺美穂子代表)は16日、今年市内の海岸に上陸、産卵したアカウミガメの産卵ふ化調査を、ふ化場のある同市の須々木海岸で実施した。渡辺代表ら王国のメンバーと市民12人が参加した。 参加者は、5月下旬から8月上旬にかけて市内の旧相良町地域の海岸で産卵を確認した後にふ化場に移したアカウミガメの卵約700個を掘り起こし、子ガメが脱出して割れた卵とふ化しなかった卵の数などを調べ、ふ化率を算出した。また、アカウミガメの行動追跡調査を目的に、2カ月前から飼育してきた子ガメ3頭の甲羅にマイクロチップを埋め込んだ後、ふ化調査で取り出した子ガメ3頭と合わせて海に放流した。 王国によると、今年確認されたアカウミガメの上陸は15回で、うち産卵したのは12回、総産卵数は約1150個だった。昨年に比べるといずれも半数以下となったが、ふ化率は例年並みの約7割だった。
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高知県穴内漁業協同組合・宏漁丸 前田 嘉広さんより(10/24)
 標識のついたカメを発見し放流しました。発見日:2005年7月30日、種:アカウミガメ、No.214、発見者:前田 嘉広、発見場所:高知県穴内沖、発見状況:混獲(曳き網)、生死:生、処置:左前脚、右前脚、右後足のタグ外し、生きたまま再放流、標識:JPN47089(左前肢、青色のプラスチック)、JPN47090(右前肢、青色のプラスチック)、JPN48276(左後肢、インコネル)、JPN48277(右後肢、インコネル)。 事務局より:本個体の履歴です。捕獲者:高知県室戸市 高岡大敷組合の漁師、捕獲日:2005年6月23日、捕獲場所:三津大敷網、放流者:戎井邦彦、山崎千亜希(日本ウミガメ協議会調査員)、放流日:2005年6月23日、放流場所:高知県三津漁港、サイズ(放流日に測定):種:アカウミガメ、No.214、標準直甲長79.3cm、直甲幅65.4cm、体重66.6kg。 
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森田昌之さん(マレーシア)より(10/26)
 今年のウミガメ調査も、雨季の到来とともに、先週終了しました。本来は、今週も調査地のレダン島に行っているはずでしたが、予想以上に荒天で、最終週はキャンセルとなりました。4月から調査は始まりましたが、乾季の約半年間で、約200回のアオウミガメの産卵がありました(海岸は350メートルです)。タイマイが数回の産卵でした。昨年の半分以下です。この海域の年間産卵数の傾向は、産卵数が多かった年の翌年はかなり少ないようです。そして、200から600の産卵数を推移しながら、緩やかな減少傾向を示しているように見えます。当地での保全活動が1993年スタートなので、その結果が出るまで、いましばらくの時間、待たなければなりないようですね。増加傾向に転じてくれればと願うばかりです。ボランティアプログラムに、1名の参加がありました。
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鹿児島県 宮内一朗さんより(10/28)
 標識のついたウミガメが見つかりましたので、報告します。
再捕日:2005年10月28日、再捕場所:鹿児島県坊津町秋目、状況:混獲(定置網)、標識番号:44812、サイズ:曲甲長 82cm、曲甲幅 76cm、生死:生、処置:そのまま放流、種:アオウミガメ 事務局より:本個体の履歴です。放流日:2005年8月26日、放流場所:鹿児島県笠沙町野間池白瀬定置、種:アオウミガメ、性別:不明、サイズ:直甲長:79cm、最小直甲長:78.2cm、直甲幅:60.8cm、状況:混獲(定置網)、標識:左前肢44811・右前肢44812、放流者:宮内叶さん
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姫路水族館より企画展『ウミガメ飼育の40年』のお知らせ
開館以来姫路市立水族館が行ってきた飼育や調査の歴史をご覧ください。姫路市立水族館では、1966年の開館以来、ウミガメ類の飼育や産卵場での調査、子ガメの放流を続けてきました。この企画展では、40年をふりかえり、当館の活動やウミガメ類を取り巻く現状、さらには、当館で行っている最新の研究などを紹介します。
1、期間   平成17年10月15日(土)〜11月27日(日)
2、場所   姫路市立水族館 特別展示室
3、展示内容 ・当館の40年を振り返る写真パネルや触ることができるアカウミガメの剥製、アカウ 
 ミガメの産卵映像の上映など
4、特別講演会 日時:平成17年11月3日(祝)13時〜16時、場所:あいめっせホール(大手前
公園南隣イーグレ姫路3階)講演:『ここまでわかったウミガメの生態』講師 日本ウミガメ協議会
会長 亀崎直樹氏、『ウミガメ調査の歴史』講師 前姫路市立水族館館長 栃本武良氏 参加費無料   
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事務局より:蝶の舞う八重山より昨日戻ってきました。黒島会議に関する様々な調整をしてきました。初日18日の開会式直後のプログラムで、古くからウミガメと関わる生活をしてこられた方々を招いて話を聞く予定です。西表島で古くから船を操ってカメを見ている池田米蔵さん、最後のウミガメ漁師比嘉正宗さんは黒島に来ていただけることになりました。宮古島の根間タケさんも何とか来てくれそうです。まだ、出席を拒んでいるのは剥製をつくってこられたY氏です。理事の阿部さん、通事さん、若月、水野、亀崎で、お宅に伺い、沢山泡盛を飲んで頑張ったのですが、会議の出席はニコニコと笑顔で固辞されました。しかし、最近心臓の手術をしたばかりなのに、あんなに飲むとは。さすがウミンチュです。上記のように明後日は姫路で講演させていただきます。お暇な方はいらしてください。(亀崎)


●ウミガメ速報05−54(11/11)
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椎名大敷組合員 橋本健さんより(10/28)
 高知県室戸市椎名漁港内を漂流中の小さいアオウミガメがいると橋本健さんより連絡があり、石原、江口で調査に向かいました。到着後個体を確認するとアオウミガメではなくタイマイでした。種:タイマイ、性別:♀、腐敗進行、すこし臭いがする程度、標識:なし、測定値:直標準甲長454mm、最小直甲長427mm、直甲幅347mm、曲甲長475mm、曲甲幅409mm  対応室戸駐在員江口英作
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八重山毎日新聞(10/29)より
 ウミガメの子どもを放流する体験学習が27日午前、独立行政法人水産総合研究センター八重山栽培漁業センターで行われ、富野小中学校と吉原小学校の全校児童生徒合わせて27人が、タイマイとアカウミガメ、アオウミガメの子ども合わせて30頭を放流した。同センターが行っているウミガメの移動経路の調査の一環で行われたもの。放流したウミガメはいずれも昨年6-8月に同センターでふ化したあと、飼育されてきたもの。この日は、同センターの職員が「タイマイは10年から20年かかって親になり、雌はそのあと、砂浜に上がって産卵する。みなさん(小中学生)が大人になってから、産卵に来るかもしれないので、覚えておいてください」などと話したあと、小中学生が1頭ずつ放流していった。 放流したウミガメは、甲羅の長さが20センチ余り、重さが2キロ前後。子どもたちが持ち上げようとすると、手足をばたつかせるため、怖がる小学生もいた。
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中日新聞(10/31)より
 伊勢湾の動植物を通じて環境保全を考える「志摩半島野生動物シンポジウム」が三十日、松阪市嬉野中川町の中川コミュニティーセンターで開かれた。自然保護団体の「志摩半島野生動物研究会」と三重大ウミガメ・イルカ調査・保護サークル「かめっぷり」が主催。両団体のメンバーら九人が、来聴者約百人を前に講演した。「かめっぷり」の青木至さんはアカウミガメの生態について話し、「浜辺のゴミや開発事業で産卵がさまたげられており、解決すべき問題は多い」と訴えた。同研究会の半田俊彦さんは、伊勢湾で海浜植物が減少している現状を報告し、外来種や植樹が影響しているとまとめた。同研究会はアカウミガメの産卵を調査するため、十七年前に活動を開始し、八年前から毎年シンポジウムを開いている。
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長崎県県北水産業普及指導センター松倉一樹さん志々伎漁業協同組合 楠富幸宏さんより(11/4)
 標識のついたウミガメが見つかりましたので、報告します。再捕日:2005年10月29日、再捕場所:長崎県平戸市野子町宮ノ浦地先、状況:混獲(定置網)、生死:生存、標識番号:44931(右前肢)・44930(左前肢)、サイズ(メジャーで計測):全長100cm、甲長 85cm、甲幅 80cm、処置:そのまま放流、事務局より:本個体の履歴です。放流日:2005年9月23日、放流場所:高知県室戸市高岡漁港、種:アオウミガメ、性別:不明、サイズ:直甲長 764mm、最小直甲長:756mm、直甲幅:612mm、曲甲長815mm、曲甲幅 755mm、体重 61.4kg 状況:混獲(定置網)、標識:44930・44931・48613・48614、放流者:協議会協力調査員 山下傑さん、協議会室戸駐在員 山崎千亜希・村井薫
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南日本新聞ニュースピックアップ(11/9)より
 ラムサール条約に登録された屋久島永田浜(上屋久町)と藺牟田池(薩摩川内市)は、世界的価値が認められた半面、県や地元自治体はその魅力ある自然を後世に伝える重い責任を背負った。観光客のマナー対策や生態系維持など「人と自然の共生」に道筋をつけることが、緊急の課題だ。 永田浜のウミガメ観察会は、屋久島観光の目玉の一つ。見学者(4−8月)は年々増え、今年は5年前の2倍の約1万人が訪れた。1日原則60人限定だが、大幅に上回ることも。それ以外にも、監視員がいない深夜から未明にかけて、浜を踏み荒らすマナー違反者も絶えない。 NPO法人「屋久島うみがめ館」の大牟田一美代表(55)は見学者の急増に危機感を募らす。「車のライトが浜に漏れ、カメの上陸を阻害。上陸しても人の気配を感じて海に戻り、放卵している」と指摘。人に踏まれたふ化前の卵や小ガメも散見されるという。 条約登録で来季はさらに見学者が増える可能性がある。地元では行政に強制的な見学制限を求める声も。しかし、広い浜を夜通し監視することは人員、予算的に不可能で、何より強制的な"網掛け"が観光に与える影響も懸念される。 見学者を案内する永田ウミガメ連絡協議会は、予約制の導入、時間や場所を変え、見学者を分散させる計画だ。上屋久町は「見学前にカメの習性などを徹底してレクチャーし、自然保護を地道に訴える。『マナー違反者は来なくていい』という強い態度で臨む」と、普及啓発に力を入れる方針だ。一方、希少種のベッコウトンボが生息する藺牟田池。課題はトンボの幼虫を捕食している可能性が高いブラックバスなど外来魚の問題だ。薩摩川内市は来年3月議会に、釣った魚のリリース(放流)を禁止する条例を提案する予定。同池のコブハクチョウも実は行政側が観光目的に放した外来生物。数羽だったハクチョウは現在50羽を超えた。野鳥などへの影響は確認されていないが、同市環境課は「専門家の意見を聞き、適正な状態にしたい」と、近く対策に乗り出す。"世界ブランド"を得た屋久島永田浜と藺牟田池。「ラムサール条約登録を一過性のものにしてはならない」と関係者は口をそろえる。「人と自然の共生」は、第一歩を踏み出したばかりだ。 ■地域の振興 住民ら期待 藺牟田池と屋久島永田浜がラムサール条約に登録された8日、地元は祝賀ムードに包まれた。候補地に名前が挙がってから半年。世界に誇る湿地をメーンにした地域振興に期待を寄せた。「ベッコウトンボ保護や自然保全に努めてきた地元住民に感謝したい」。吉報を聞いた同市の森卓朗市長は喜びをかみしめた。「国内外へ情報発信していきたい」と意気込みを語った。 市の委託で藺牟田池周辺の施設を管理する溝口利則さん(58)=同市祁答院町藺牟田=は観光客の増加を期待。ただ「禁止場所で魚釣りをする人は後を絶たず、休日明けはごみであふれる」といい、「条約登録を機に意識が高まれば」。上屋久町にとっては世界自然遺産地域に次ぐ観光名所の誕生。永田浜のある永田地区の松田幸夫区長(73)は「永田の名が世界に発信される。通年の観光地化を目指す」と話す。ウミガメ、魚釣り、ポンカン狩り…。松田区長は、早速地域おこしの構想を練り始めた。「町の活性化につながる契機になれば」。矢野勝已町長も声を弾ませた。しかし、同町では5月に世界自然遺産のシンボル縄文杉の樹皮がはがされる悪質な行為があったばかり。矢野町長は「これまで以上に自然の保護・保全に努めたい」と決意をあらたにした。
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事務局より:11/3は姫路水族館の企画展「ウミガメ飼育の40年」の講演会に行ってきました。姫路水族館の生物の展示はすばらしいものでした。ヒイラギの水槽で美しさに感激し、隣のアミメハギの水槽で子供の頃この魚を飼っていたことを思い出し、隣のカワハギとウマズラハギの幼魚を見てその色彩に新たな発見をしました。ありきたりな魚を大切にして、効果的に見せる姿勢に心洗われる思いがしました。講演会があと数分で始まりそうなのに、何故かベトナム料理屋でタガメを熱く語る市川館長にも余裕と信念を感じ、実にいい刺激を受けました。明日から仙台・東北大学で「は虫両生類学会」です。久々に北に向かいます。(亀崎)


●ウミガメ速報05−55(11/15)
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第16回日本ウミガメ会議(黒島会議)のインターネット中継について。
 いよいよ黒島会議です。これまで参加を申し込まれたのは170名。若干の予定の変更はありますが、準備は順調に進んでいます。懇親会用の牛も肉になりました。会議の模様は徳島のマンダラネット運営事務局のご好意によりインターネットで全世界に中継されます。下にプログラムを掲載しますので、参加されない方はご利用ください。ただし、毎度のことですが、プログラムは変更と進行の遅延が予想されますのでご容赦ください。尚、今年は懇親会での黒島の民俗芸能も中継されます。
アドレス http://www.mandala.ne.jp/umigame/
●プログラム
18日(金) 15:30 開会式
 開会の言葉 日本ウミガメ協議会会長 亀崎 直樹
 ご挨拶   竹富町長 大盛 武
16:00 ウミガメを語る夕べ
セッション1「先島 ウミガメの先達にきく」
 「最後のウミガメ漁師」 比嘉 正宗
 「オバーによる宮古島吉野海岸でのウミガメ調査」 根間 タケ
 「西表島のウミガメ」 池田 米蔵(ビデオ出演) 
 「ウミガメの剥製をつくってきて」 山城 親介(ビデオ出演)
 「座間味島のウミガメ」 宮平 秀幸(ビデオ出演)
16:45 セッション2「ウミガメとヒト」
 「沖縄のウミガメとヒト社会」 若月 元樹
 「沖縄のウミガメと民俗」 藤井 弘章 
17:15 セッション3「特別講演」
 「野生動物の保護と獣医学」 Dr.Alonso Aguirre
18:30 終了

19日(土)口頭発表
9:00  「美ら海水族館とウミガメ調査・研究」 照屋 秀司
9:15  「糸満大度海岸のウミガメ産卵」 小林 茂夫
9:30  「恩納村塩屋海岸のウミガメの産卵と問題」 ペイン留美
9:45  「トリイステーションでのウミガメ産卵」 幸地 範直
10:00  「沖縄本島大宜味村のウミガメの産卵場とその現状」 米須 邦雄 
10:15  「沖縄本島国頭村のウミガメの産卵場とその現状」 嘉陽 宗幸
11:00  「ウミガメ類の産卵場として重要な要因(沖縄本島の場合)」 菊川 章
11:15  「宜野座定置網に混獲されるウミガメからわかること」 平手 康市
11:30  「石垣島のウミガメの産卵」 谷崎 樹生 
11:45  「美ら海水族館と沖縄のウミガメ、サメそしてジュゴン」内田 詮三
12:15 昼食 ビデオ上映「沖縄の海とウミガメ」 井上 慎也・高松 明日香
13:30  「1990年に実施した八重山諸島砂浜海岸一斉調査」 岩瀬 文人
13:45  「八重山諸島近海のアオウミガメ、タイマイの性比」 黒柳 賢治
14:00  「石垣島のウミガメ漂着調査と混獲防止技術」 阿部 寧 
14:15  「タイマイの人工環境下での繁殖と養殖」 小林 真人
14:30  「八重山諸島近海のウミガメは何を食べているのか」 末永 路
14:45  「子ガメを食べるヘビ、アカマタの生態」 太田 英利
15:30  「2005年の日本のウミガメ」(産卵・漂着・標識調査のまとめなど)
17:00  終了
19:30  懇親会 黒島の芸能 黒島口説など
20日(日) 西表島・鳩間島などの視察ツアーなので中継はありません。
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事務局より:黒島でお待ちしております。


●ウミガメ速報05−56(11/28)
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愛媛県立宇和島水産高等学校 水野晃秀さんより(10/12)
 はじめてメールを差し上げます。私は愛媛県立宇和島水産高等学校に勤務する水野晃秀と申します。さっそくですが、ウミガメ情報についてお知らせ致します。漂着日:2005年9月29日 場所:愛媛県宇和島市津島町田颪(たおろし)地先(環境庁都道府県別地図 メッシュコード番号 4932-5307) 確認状況:上記在住の山田努氏よりアカウミガメ(稚ガメ)と思われる死体が漂着しているとの連絡を受け、回収し、現在は本校冷凍庫に保管しております。なお、本個体は愛媛大学沿岸環境科学研究センターへ寄贈する予定にしております。 標本:標準直甲長51.2mm、頭部および甲羅の一部が腐敗して破損。 備考:当地で過去(2003年or2004年)にアオウミガメの死亡漂着が確認されております。なお、本個体の画像を高知県の黒潮生物研究所の田中幸記氏に送り、同定していただきました。
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徳島県 吉田泰博さん、百々治さんより(10/21)
 ストランディングの報告をいたします。発見日:2005年10月21日16:30、発見場所:徳島県宍喰町長浜海岸、サイズ:直甲長 99cm、直甲幅 78cm、曲甲長 104cm、曲甲幅 97cm、尾の長さ 20cm、種:アオウミガメ、生死:死、標識:なし、処置:埋設、状況:20日に漂流しているのを目撃されていた。首のまわりがひどく腐敗していた。事務局より:いただいた写真より腐敗状況です。頭部白骨化。ガス膨満。甲羅一部剥離。
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河北新報(11/4)より
 アカウミガメ、産卵地北限30キロ更新 福島・富岡 福島県富岡町小浜の海岸で9月、アカウミガメの卵が見つかり、4日、人工ふ化で生まれたばかりの55匹が、発見場所近くの海に放流された。国内のアカウミガメの産卵地は、太平洋側ではこれまで、いわき市の四倉海岸が北限とされていたが、卵の発見で北限は北に約30キロ延長された。卵は9月2日、富岡町の富岡海水浴場で町民が発見した。砂浜が狭く、産卵場所が水没して卵が死ぬ恐れがあったため、連絡を受けた水族館「アクアマリンふくしま」が123個の卵を引き取り、人工ふ化させた。 4日に放流されたのは10月28日―11月3日の間にふ化した子ガメ。アカウミガメは産卵場所に戻る習性があるため発見場所付近に放流した。甲羅の長さは4センチ余りだが、約15年後には70センチから1メートルに大きくなって戻ってくるとみられる。 日本は北太平洋で唯一のアカウミガメの産卵場所で、九州や和歌山県などが産卵地として知られる。通常は6―7月ごろ、1回に100個前後を産卵し、約60日でふ化する。
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asahi.com三重(11/9)より
 今年、志摩半島沿岸に上陸・産卵したアカウミガメの数が、本格的な調査を初めてからの13年間で最多を記録した。アカウミガメの生態などを調べる「志摩半島野生動物研究会」がこのほど、調査結果をまとめた。一方、台風で巣が流出するなどの「災難」は増えている。同会の若林郁夫代表は「ウミガメが巣立つ環境は厳しくなっている。私たち人間は、せめて静かで暗い砂浜の環境を維持してあげたい」と話している。林さんらは2日、伊勢市大湊町の宮川河口の海岸で、今季最後の調査をした。今年8月1日に産卵、9月中旬に孵化(ふか)したアカウミガメの巣。砂浜を丁寧に掘ると、パリパリに破れた薄く白い殻が次々と現れた。この巣では、104個の卵のうち9割を超える97個が孵化し、子ガメたちは海に巣立っていった。 同会が調査する明和町から南伊勢町の海岸では、今年5月中旬〜9月中旬に、194件の上陸のうち121件で産卵巣が確認された。本格的な調査を始めた93年以来最多だった。 ところが、「産卵は増えているが、孵化は減っている」と若林さんは感じている。台風で巣が流されたり浸水したりして、平均の孵化率は3〜4割ほど。昨年は、確認された巣のうち半分近くが高波で流出した。こうしたケースは10年前はゼロだったという。 同会では、流出を防ごうと、水際に近い巣を安全な位置に移植する対策を最近になって取り始めた。ただ、卵の向きを変えるだけで孵化しなくなるため、移植は簡単にはいかない。 同会では今後もデータを集め、移植による孵化率への影響などを調べていきたいという。また、若林さんは「移植や観察方法のマニュアルづくりにも取り組みたい」と話している。
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Inno Life.com(11/8)より
 韓国の海水浴場などに利用される砂浜の面積が徐々に減っていることがわかった。韓国海洋水産部とジオシステムリサーチが共同作成した報告書によると、2003年から最近まで全国13の海岸線に沿って形成された砂の堆積地帯である海浜の浸蝕状況を測定した結果、11地域で「緩慢な浸蝕傾向」が確認された。浸蝕で幅が減っている海浜は▲釜山・海雲台と広安里▲束草・永郎洞▲江陵・キョンポ台と江門▲莞島・明沙十里▲泰安・コッチ▲三陟・湖山▲蔚珍・鳳坪里▲蔚州・鎮下▲済州・梨湖▲壅津・ジャンゴル▲泰安・薪斗里。報告書ではこのような沿岸浸蝕の背景には無分別な沿岸開発事業など人為的な理由と、地球温暖化などの気候変化による海水面の上昇、ひんぱんな台風上陸などの自然的要因を上げている。
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産経新聞・鹿児島(11/7)より
 アカウミガメの産卵地として有名な鹿児島県・屋久島の永田浜(上屋久町)が、国際的に重要な湿地の保全を目的とするラムサール条約の登録地となる。ただ、卵が踏み荒らされるなどの問題が既に出ており、地元にとっては増加する観光客へマナーを徹底させることが緊急の課題となる。約10ヘクタールの永田浜は北太平洋で最大のアカウミガメ産卵地。国立公園に指定されており、8日からウガンダで開かれるラムサール条約締約国会議で正式登録される予定。ウミガメは県と町の条例で保護されており、上陸回数は年々増加。感動的な産卵シーンやふ化を見ようと5―8月は多くの人が訪れる。保護に取り組むNPO法人屋久島うみがめ館によると、2000年は約5300人だったが今年は1万人を超えた。地元では「ラムサール条約登録で国際的にも知名度が上がり、観光客がさらに増えるのでは」(上屋久町商工観光課)と期待の声も出ている。ウミガメ保護のため、産卵シーズンには同町などが砂浜に監視員を配置。また地区の住民らで協議会をつくり、夜に観察会を開いて、見学者がウミガメを怖がらせたりしないよう案内している。しかし、同館の大牟田一美代表は、一部の見学者が産卵した巣の上を歩いて踏み固めたり、勝手に巣を掘ったりしてふ化した子ガメが脱出できなくなるなどの被害が出ていると懸念。協議会の松田幸夫会長も「観光客が増えれば、保護活動に必要な人手も増え、高齢化が進む地元の負担も大きくなる」と早くも頭を悩ませている。(共同)
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事務局より:第16回日本ウミガメ会議(黒島会議)は11月18−20日、沖縄県八重山郡竹富町黒島で開催されました。人口200人の島ですが、200人以上の参加者があり、盛会のうちに閉幕しました。あいにく、天候は悪く、20日の西表産卵地ツアーもコースの変更を余儀なくされ残念な側面もありますが、間違いなく最南端の地での全国会議でした。会議の開催にご協力いただいた皆様に御礼を申し上げます。ありがとうございました。(亀崎)


●ウミガメ速報05−57(12/2)
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千葉県銚子水産事務所 漁業調整課 永野さんより(10/14)
 標識のついたウミガメが混獲されたので標識を送付いたします。なお、地元市から当方に連絡があった際、カメは死亡しているとのことでしたので、標識を外し、甲長等のデータを残した上で埋設するよう指導したところ、標識を外した後、生存していることが判明し、カメは放流したとのことです。
発見日:2005年10月11日(当日放流)、場所:千葉県旭市飯岡漁港、状況:まき網漁船による混獲、その他:甲羅の大きさ 90cm×55cm、体重不明、標識番号:JPN25158(屋久島 プラスチック黄色)発見者:海匝漁業協同組合 島田晋さん、連絡者:旭市飯岡支所産業課 江戸さん 事務局より:本個体の履歴です。放流日:2005年5月24日、放流場所:鹿児島県屋久島いなか浜、種:アカウミガメ、性別:メス、サイズ:直甲長 87.5cm、最小直甲長 86.7cm、直甲幅 68.7cm、備考:右後肢欠損、標識番号:25158(屋久島プラ黄)・42774(モネル)、放流者:屋久島うみがめ館
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平戸市漁業協同組合 青崎さんより(11/7)
 標識のついたウミガメが見つかりましたので、報告します。 
再捕日:2005年11月7日、再捕場所:長崎県平戸市竹ノ子島付近、発見者:橋口厚則さん、状況:混獲(定置網)、標識番号:JB44859・44860、サイズ:曲甲長 74cm、曲甲幅 74.5cm、生死:生、処置:そのまま放流、事務局より:本個体の履歴です。放流日:2005年10月2日、放流場所:鹿児島県笠沙町野間池白瀬定置、種:アオウミガメ、性別:不明、サイズ:直甲長 72.7cm、最小直甲長 71.3cm、直甲幅 63.2cm、曲甲長 75.5cm、曲甲幅 73.8cm、状況:混獲(定置網)、標識:左前肢44859・右前肢44860、放流者:宮内叶さん、鹿児島大学ウミガメ研究会
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みなべウミガメ研究班 後藤清さんより(11/7)
 ストランディングの報告をいたします。 漂着場所:和歌山県日高郡みなべ町堺 森の鼻、発見日時:2005年11月5日、発見者:松根伸氏、測定等調査:後藤清、種:アオウミガメ、性別:不明。外見上メスと思われる。 測定値:甲長71.3cm、最小70.8cm、甲幅49.3cm、標識:なし、状態:眼球突出、ガス膨満、外傷なし、臭気わずかにする、背甲すべて剥離なし、処置:同じ浜に埋没事務局より:いただいた写真を確認したところ、クロウミガメとわかりました。
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土佐清水漁業指導所漁崎盛也さん、窪津共同大敷組合畠中悠さんより(11/8)
 標識のついたウミガメが見つかりましたので、報告します。再捕日:2005年11月2日、再捕場所:高知県土佐清水市窪津地先、発見者(代表):上杉泰廣さん、状況:混獲(定置網)、標識番号:JB44905・I48488、サイズ:体重100kg(目測)、生死:生、処置:標識を2つ外して放流、種:アカウミガメ、性別:オス、事務局より:本個体は2度目の再捕でした。1.放流日:2005年8月5日、放流場所:高知県室戸市椎名、種:アカウミガメ、性別:オス、サイズ:直甲長 91.6cm、最小直甲長 90.6cm、直甲幅 70.5cm、曲甲長 94.5cm、曲甲幅 87.5cm、体重:110.2kg、状況:混獲(定置網)、標識:左前肢44904・右前肢44905・左後肢48487・右後肢48488、放流者:椎名大敷組合 安岡幸男さん、協議会室戸駐在員 山崎千亜希・圓東佑介、2.再捕日:2005年8月16日、再捕場所:高知県室戸市椎名、状況:混獲(定置網)、処置:そのまま放流、放流者:椎名大敷組合 安岡幸男さん、協議会室戸駐在員 山崎千亜希・圓東佑介
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南日本新聞ニュースピックアップ(11/10)より
 鹿児島県は9日、2005年度のウミガメ上陸状況を発表した。最多だった昨年度より1928頭減ったものの、過去2番目となる延べ5434頭の上陸が確認された。環境保護課によると、砂浜のある45市町村のうち、37市町村で上陸を確認。2年ぶりに鹿児島湾内の鹿屋、垂水両市でも上陸・産卵が確認された。最多だったのは、8日にラムサール条約に登録された永田浜のある上屋久町で、延べ2802頭。県は1988年にウミガメ保護条例を制定。各市町村の保護監視員やボランティアが調査を行っている。
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南日本新聞(11/13)より
 鹿児島市のかごしま県民交流センター「生命と環境の学習館」は12日、ウミガメ観察講座を開いた。生後2カ月の子ガメにふれ、環境保護の大切さなどを考えようと初めて企画。屋久島から運んだアカウミガメとアオウミガメを間近に、40組約100人の親子が学んだ。子どもたちは水槽の中で泳ぐ子ガメを眺めながら、屋久島うみがめ館(上屋久町)の大牟田一美代表の解説を聞き、砂浜の減少などウミガメを取り巻く環境の悪化や生態について知識を深めた。最後はカメを手のひらにのせてじっくり観察。薩摩川内市の平佐西小6年の平山綾夏さん(12)と2年の智貴君(8つ)は「かわいくて、思っていたより軽いが、動きが速くて力強い。海を大切にしたい」と見つめていた。生きたまま同センターに初めて持ち込まれたウミガメは6匹。ほかの卵の下敷きになるなど自然のままでは死滅するカメを屋久島うみがめ館が保護して育てた。講座の後はとんぼ返りで屋久島に持ち帰った。体重は78グラム前後、甲羅の長さ約8センチで、餌をよく食べるせいか、野生より2倍近く成長が早いという。
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京都大学フィールド科学教育研究センター田名瀬英朋さんより(11/17)
 アオウミガメ:1個体の漂着がありましたのでお知らせします。漂着場所:和歌山県西牟婁郡白浜町、田辺湾内の畠島西海岸(砂浜)、漂着状況:死亡個体、体内ガスで膨張、標識なし、確認年月日:2005年11月14日、第1発見者:白浜町在住の真鍋黌氏(真鍋氏からの連絡で田名瀬が個体を確認)、個体の大きさ:直甲長 109.4センチ、直甲幅 81.6センチ(成体)
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事務局より:●沖縄にお住まいの方にお知らせ。環境シンポジウム「やんばるその未来−自然との共生をめざして」が12月4日(日)に開催されます。当会の松沢が話をします。場所は名護市民会館で13時半開場、14時開会です。
●日本海側の方々にお知らせ。琴引浜鳴き砂文化館に当会の水野が作成したオサガメの骨格標本が展示されるのを記念して講演会が行われます。日時:12月4日(日)14時、場所:京丹後市琴引浜鳴き砂文化館。講師:亀崎・水野、講演の題目「日本海とウミガメ」。
●三重にお住まいの方にお知らせ。12月5日18時半、三重大学に集中講義にいくついでに一般向けの講演を行います。詳しくは現地で。講演の題目は「ウミガメの生態」です。(亀崎)


●ウミガメ速報05−58(12/12)
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北海道 大嶋さんより(10/16)
 10/16に北海道根室市の根室港でウミガメ(だと思うのですが自信はありません。)を発見しました。写真を撮りましたので送信します。腐っていると思われ、臭いがひどいのであまり注意深くは見ていませんが、甲羅(と思われる部分)だけでも60cm(もっと大きいかも)はありました。事務局より:いただいた写真から背甲の形態を知ることができ、アオウミガメの亜種のクロウミガメと思われました。
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神奈川県 木下信一郎さんより(11/15)
 昨日、千葉で波乗りをした際にウミガメの死体を見つけました。もう、情報が上がっているかも知れませんが、念のために画像をお送りします。発見場所は千葉県和田町です。
千葉県 半田葉子さんより(11/21)
 少し前になってしまうのですが、ウミガメの死体を発見しました。画像を添付致します。場所:千葉県鴨川市和田町 和田浦海水浴場、時:11月12日(土) 11月16日に再度訪れた時もまだそのままでした。状態:逆さまになって浜に打ち上げられていました。死んでしまってから幾日かは経ってしまっているようにみえました。日本ウミガメ協議会さまのHPを知ったのが先日でしたので、そこまで詳しく亀の様子を見ていないのですが、明らかに死んでしまっていたと思われます。その場を去ってから数日して、ひっくり返してあげれば良かった、死んでしまってたのならば埋めてあげれば良かったと後悔しています。参考になるかわかりませんが、写真に撮った画像を全て添付いたします。
事務局より:お二人からいただいた写真より、アオウミガメとわかりました。また、11/23にELNAの鳴島さんが調査され、上記の個体は同一個体とわかりました。
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大分県 中山 幸喜さんより(11/21)
 こんにちは。私は大分県で父親と一緒に底引き網漁船で漁をしているものです。昨日(20日)の午後11時ごろ生きたウミガメが網にかかっていました。網を開けてウミガメを見てみたら口から束にほつれた釣り糸が出ていました。可哀想なので引っ張って何とかとってやって海に帰しました。多分釣り糸は口の中で切れただけかもしれません。最初網を開けてウミガメの顔を見たとき目をつぶって苦しそうでした。凄く悲しかったです。これで今月ウミガメがとれたのは三回目で、前の二匹は死んでいました。二匹といっても初めてとれたウミガメを海に帰したので、それがまた網にかかった可能性もあります。非常に可哀想だったので何か役にたてればと思いメールしてみました。ウミガメの種類はアカウミガメと思います。大きさは正確にはよく分かりませんが、とにかく大きかったです。標識も多分ついていなかったと思います。ウミガメをすみずみまで見たわけではないので何とも言えません。私自身漁業を手伝ってから1年3ヶ月なんですが、ウミガメがとれたのは今月が初めてです。普段は陸(安芸町下原)から10キロくらい沖で漁をしていますが、10月からは陸から5キロくらいの沖で漁をしています。今回のことで初めてウミガメを見ました。また、詳しくは覚えていませんが、数年前に近くの塩屋の砂浜で産卵があったというような話がありました。
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神奈川県 福原 富士美さんより(11/21)
 久米島出張中の友人(カメに特に興味はない)より、「久米島の港脇の浜にきてみたらタイマイらしき亀の死体が。ほとんど腐っちゃってて甲らしかなかった。」との情報をもらいました。大きさ、標識等はわかりません(一応友人に頼んでいますが、気持ち悪がられています)。後日、写真を送ってもらったところ、タイマイではなくてアオでした。本当に甲羅しかないです・・・。場所は久米島鳥島漁港の海に向かって右脇にある浜で、発見日時は21日の昼頃だそうです。
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千葉県 宇賀野 孝治さんより(11/23)
 先日11/20の日に千葉の白子町中里海岸にて海がめの死体を発見しましたので報告します。画像は裏側だと思います、表側の甲羅は有りませんでした。また見つけましたら報告いたします。事務局より:いただいた写真より、白骨化したアカウミガメの背甲でした。
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大洗水族館 小藤一弥さんより(11/24)
 当方で保護したタイマイについて報告します。捕獲日:2005年11月21日、捕獲場所:茨城県日立市沖2マイルの地点のシラス網にて混獲、標準直甲長48.7cm、直甲幅40.0cm、体重15kg、とりあえず当館で保護し、体調が回復したら来年にでも放流する予定です。
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アメリカ Hoyt Peckhamさんより(11/27)
2005年9月2日にメキシコよりザパタと名づけたアカウミガメに発信機を装着して放流しました。現在日本に向かって泳いでいます。この個体は未成熟のオスです。1999年から1100個体以上のアカウミガメをこの海域で調査していますが、未成熟のオスと確認できる個体は初めてです。これまでのアデリータなど太平洋を渡って日本に帰った個体は飼育された個体だったので、ザパタが日本に戻れば野生個体では初めての記録になります。回遊経緯は
(http://www.seaturtle.org/tracking/yamilet)で見ることができます。
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牟岐東漁業協同組合の加島祐二さんより(11/27)
 11/23、徳島県牟岐町古牟岐漁業組合員小島良正さんよりアオウミガメのストランディング情報をいただき、11/26に調査しました。
調査年月日:平成17年11月26日、調査者:加島祐二、戎井邦彦、山崎千亜希、死体発見場所:古牟岐港入り口、種:アオウミガメ、性:不明、標準直甲長:444mm、直甲幅:335mm、腐敗状況:ガス有、背甲剥離せず、四肢有、頭部有、目なし、外傷・付着物:右前脚にイソギンチャク、頭部少し欠けた状態、死体は協議会室戸基地に持ち帰り、江口が解剖し、消化器官、胃腸内容物、上腕骨、採取しました。
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つやざき千軒いきいき夢の会 上田清成さんより(11/27)
 福岡県宗像市神湊の海岸でアカウミガメの死骸が発見されました。種別:アカウミガメ、性:メス、最大甲長79.0cm、標準甲長77.0cm、甲幅64.7cm、外観:縁甲板右側欠損、腐敗が極度に進行し、頭部、手足とも無、発見者:福津市塩浜の広島氏、現認者:秦信男及び山下征夫、備考:11月24日散歩中の住民の方から通報があり、午前11時過ぎ現場に到着。場所は神湊の旅館街の海岸。ウミガメは腐敗が進んでおり、内臓もない状態でした。いきいき夢の会の秦信男が現認し、計測及び記録写真を撮り、埋葬することにしました。
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国土環境(株) 田端 重夫さんより(11/28)
 ウミガメ会議の3日目、みんなが荒天のなか、視察をしている頃に、弊社職員の横倉が別件で竹富島に行った際に、アオのストランディングをみたので、その連絡です。細かなデータが取れていないので、申し訳ないですが、標識等はなかったということです。彼が作成したファイルと写真を添付しますので、御利用ください。横倉さんの報告書より:発見日 11/20(日)13:00頃、場所 竹富島(蔵元跡より200〜300m南)、サイズは、甲長約90〜100cm程度でした。
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事務局より:水野君と一緒に京丹後市の網野に行ってきました。網野の皆さんは古くからウミガメに愛着があるようで、鳴き砂文化館には周辺の個人が所蔵するウミガメの剥製(オサガメ、アカ、アオ、タイマイ)の剥製が展示されていました。ここで、ちょっと不思議な現象を見てしまいました。敷地内には何本かサクラの幼木が植樹されていたのですが、2004年1月の標本作成の際にオサガメの臓物をその1本の近くに埋めたそうなのです。驚いたのは、その1本のサクラだけが、この季節に緑の葉をつけていたのです。もちろん、他の木の葉は全部落ちています。単純にオサガメの臓物エキスパワーだとは言いませんが、状況から考えるとその可能性が高いのです。こんな現象を見てしまうと、昔の人がウミガメには不老長寿の薬効成分があると思うのも無理ないことかと考えてしまいました。臓物を埋めた水野君はそのサクラにとっていいことをしたのか、それとも悪いことをしたのか。冷たい北風に吹かれる葉のついたサクラの木は異様な光景でもありました。(亀崎)


●ウミガメ速報05−59(12/22)
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仙台市 石井勝美さんより(11/18)
 事務局より:石井さんより白骨化したアカウミガメの漂着死体の写真をお送りいただき、その後発見状況を伺いました。以下、石井さんからの情報です。
 死んでいたウミガメはやはりアカウミガメだったのですね、でも、どうして宮城県の海岸で死んでいたのか? アカウミガメの北限は関東あたりだと聞いています。宮城の海は寒すぎると思うのですが・・・。弱って海流に流されてきたのでしょうか? 発見日時:2005年10月23日、発見場所:宮城県東松島市矢本(旧矢本町矢本)、矢本海浜緑地公園の海岸にて発見、発見時の死体の状況:砂浜を歩いているときに、ほぼ白骨化したウミガメの死体をみつけました。裏返してみると腹側が大きく陥没骨折していました。この骨折が死因になったのか、それとも死後つけられた骨折痕なのか判りません。甲羅の大きさはおよそ1メートル白骨化の程度から夏頃に漂着したもとの思われます。頭部および四肢の骨は失われていました。
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土佐清水漁業指導所 中田 拓二さんより(11/18)
 標識のついたウミガメの情報がありましたのでお知らせします。標識No.:JP26952、海亀種類:不明(朝日模様があったとの事でしたので、アオかと思われます。)、確認者・・大方町漁協上川口支所の漁師の方、確認場所・・高知県幡多郡大方町上川口地先、確認日時・・平成17年10月31日、伊勢エビ刺網(dep20m)に掛かっていたそうで、外した後放流してくれたそうです。事務局より:本個体の履歴です。放流日:2003年7月28日、放流場所:沖縄県石垣市桃里伊野田、種:アオウミガメ、性別:不明、サイズ:標準直甲長 21.2cm、最小直甲長 20.9cm、直甲幅 17.7cm、標識:J26952、備考:放流時1歳、放流者:八重山栽培漁業センター
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和歌山県みなべ町 前田一樹さん・後藤清さんより(11/22)
 本日11月22日午前9時ごろ、南部漁協からストランディングの連絡があり、現場へ行きました。岩代の漁師の網に引っかかっていたのを漁協へ搬入されたらしいです。詳細は次のとおりです。再捕場所:和歌山県みなべ町岩代沿岸の漁網、状況:混獲、生死:死亡、種:アオウミガメ 亜成体、性:不明、サイズ:標準直甲長44.9cm、直甲幅 38.3cm、標識:左39982・右39983、所見:外傷なし。網にかかっていたので、窒息死と考えられる。新鮮個体である。処置:堺 森の鼻浜に埋没 事務局より:本個体の履歴です。放流日:2005年1月28日、放流場所:鹿児島県南さつま市笠沙町野間池白瀬定置、種:アオウミガメ、性別:不明、サイズ:標準直甲長41.4cm、最小直甲長 40.5cm、直甲幅 35.7cm、曲甲長 43.8cm、曲甲幅 40.0cm、標識:J39982(左)・J39983(右)、放流者:宮内叶さん
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有川町漁業協同組合 総務課 佐々木文明さんより (11/23)
 標識のついたウミガメを見つけましたので報告します。再捕日:2005年11月23日午前7時、再捕場所:長崎県南松浦郡新上五島町有川郷 松ヶ崎一号漁場、全長(頭部先端より後部甲羅まで) 98cm、甲羅の長さ80cm、甲羅の幅(最大個所) 60cm、左手前の長さ 40cm、頭部の幅 20cm、標識番号 JPN42271(ブルー)、生死:生、処置:そのまま放流。事務局より:放流日 不明(2004年12月?-2005年4月?)、放流場所 鹿児島県熊毛郡中種子町熊野沖、状況 定置網に混獲した個体、放流者 岩下文男
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徳島県 モラスコむぎ 水上雅晴さんより(11/24)
 2005.11.13に牟岐町古江湾内の小型定置網にて混獲されたアオウミガメがモラスコむぎへ持ち込まれました。後日、標識をつけて放流しましたので、報告します。放流までは館内水槽にて保護しました。放流日:2005年11月18日、放流場所:徳島県海部郡牟岐町小島の浜(モラスコむぎ前)、種:アオウミガメ、性別:不明、サイズ:曲甲長 50.0cm、曲甲幅 47.5cm、標識番号:JPN47152(左前肢)・JPN47153(右前肢)
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紀南漁業協同組合 下川 善己さんより(11/26)
 標識のついたウミガメを発見しましたので、お知らせします。再捕日:2005年11月26日、再捕場所:三重県南牟婁郡御浜町阿田和 水深43m位、状況:混獲(定置網)、標識:JP44918、サイズ:不明、生死:生存、処置:そのまま放流 事務局より:履歴です。放流日:2005年9月10日、放流場所:高知県室戸市三津、種:アオウミガメ、サイズ:標準直甲長 78.6cm、最小直甲長 78.0cm、直甲幅 62.0cm、曲甲長 82.7cm、曲甲幅 76.6cm、標識:J44918(左前)・J44919(右前)・48601(左後)・48602(右後)、放流者:協力調査員 戎井邦彦さん・室戸駐在員 山崎千亜希・村井薫
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茨城県神栖市 徳元茂さんより(11/28)
初めまして。茨城県神栖市波崎、波崎新港内にアカウミガメと思われる漂着死体を11月26日11時確認しましたので連絡いたします。事務局より:写真よりアカウミガメと確認。また、11/30にELNAの鳴島氏が調査されました。
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和歌山県みなべ町 後藤 清さんより(11/29)
 ストランディングの報告をします。日時:11月26日、場所:和歌山県みなべ町堺 森の鼻崎、測定:標準直甲長 46.8cm、最小直甲長 46.2cm、直甲幅 39.1cm、標識:なし、状況:頭部白骨化、四肢腐敗、鱗板半分剥離、事務局より:いただいた写真より、アオウミガメと分かりました。
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西表しょうとく庵 辻口 政明さんより (11/30)
 西表島上原の海岸に標識のついたウミガメが漂着しているのを見つけました。衰弱しているようです。タイマイのように思われます。事務局より:放流先である八重山栽培漁業センターへ連絡し、引取りをお願いしました。八重山栽培漁業センター 小林真人さんより:放流個体のデータは次のとおりです。種類:タイマイ、標識番号:32599(ロート)、再捕時サイズ:標準直甲長 296mm、最小直甲長 280mm、直甲幅 226mm、体重3.5kg、雌、生死:衰弱して漂着(空胃)、センターに搬入後、翌日に死亡、処置:解剖、放流データ、放流日:2005年10月29日、放流場所:沖縄県石垣市桴海大田 八重山栽培漁業センター地先海岸、サイズ:標準直甲長 290mm、最小直甲長 275mm、直甲幅 221mm、体重3.8kg、備考:飼育個体、放流時2歳(H15年度ふ化)、放流者:水産総合研究センター八重山栽培漁業センター
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事務局より:朝から雪です。自宅の前の道路では車が立ち往生しています。長期予報では暖冬とのことで安心していたのですが、どうも違うようです。予想できないのが自然です。自然にたいして怒っていてもしょうがありません。無理をせず、活性を低下させて、この雪と寒さをやり過ごすことにします。それにしても・・、日頃はあまり見かけない子供たちがどこからか出てきて、車の通らない道路で雪を投げて遊んでいます。一時的にニッチがあいて、子供が進出した瞬間です。もうしばらくは、このまま遊ばせてあげたいと思うのでした。(亀崎)注:ニッチとは生態的地位のことです。通常、ニッチがあいているというと、誰も利用してない餌があったり、住み場所があいていたりする状況をさします。


●ウミガメ速報05−60(12/30)
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しまね海洋館 村上 昌吾さんより (11/22)
 標識のついたウミガメを見つけましたので報告します。再捕日:2005年11月22日朝、再捕場所:島根松江市美保関町笠浦の津ノ和鼻、状況:混獲(定置網)、標識番号:JPN44578、生死:生、処置:そのまま放流、連絡者:松江水産、事務局より:本個体の履歴です。放流日:2005年10月27日、放流場所:鹿児島県南さつま市坊津町秋目、種:アオウミガメ、サイズ:曲甲長 73cm、曲甲幅 68cm、状況:混獲(定置網)、放流者 宮内 一朗さん
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鴨川シーワールド 魚類展示課 中坪 敏之さんより (11/24)
 標識のついたウミガメを見つけましたので報告します。再捕日:2005年11月11日、再捕場所:千葉県鴨川沖3−4km、再捕者:鴨川市漁業協同組合、標識番号:JPN30444(2つついていたが、番号を確認したのは1つ)、状況:混獲(定置網)、生死:生、処置:そのまま放流、事務局より:本個体の履歴です。放流日:不明(2002年8月以降)、放流場所:茨城県内、放流者:アクアワールド茨城県大洗水族館
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静岡県焼津 橋ヶ谷金吾さんより (12/2)
 標識のついたウミガメを見つけましたので報告します。再捕日:2005年12月2日、再捕場所:静岡県焼津沖、状況:長谷川漁業センターの網に入網、標識番号:JPN44452、生死:生、処置:そのまま放流、事務局より:この個体は、去年の今頃、同じ定置網で再捕されていたウミガメでした。放流時と1回目の再捕時のデータは次のとおりです。1.放流日:2004年12月13日、放流場所:神奈川県足柄下郡真鶴町 真鶴大敷付近、放流者:真鶴大敷漁業協同組合 田沢治彦さん、種:アカウミガメ、性:オス、標識:44452、サイズ:直甲長78.8cm 直甲幅68cm 体重67kg2.再捕日:2004年12月17日、再捕場所:静岡県焼津沖、状況:定置網にて混獲、標識番号:JPN44452、サイズ:全長100cm(目測)、生死:生、処置:そのまま放流
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神戸 James Benstedさんより(12/4)
 先日、父と電話した際に聞いたところによると、私の故郷、豪州Queensland州Gladstoneのすぐ沖にあるFacing島では、11月末からヒラタウミガメの産卵が始まったそうです。
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東京都利島 榎本雅仁さんより(12/5)
 潜水中ウミガメをみつけました。年月日:平成17年12月4日、場所:伊豆諸島 利島村 利島港内、水温:18℃、天候:雨 うねりあり。近くによっても逃げるそぶりもありませんでした。事務局より:写真よりタイマイと判断しました。標識がついていましたが、写真からは番号が読み取れませんでした。また、1週間前にも付近で別のウミガメを見かけました。年月日:平成17年11月27日、場所:利島港沖水深15m、 水温:21℃、添付の写真のほかにもう一匹いました。種類は同じようでした。
事務局より:いただいた写真よりアオウミガメとわかりました。
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福津市山下真智子さん・上田清成さんより(12/6)
 昨日アカウミガメのストランディングがありましたので、ご連絡いたします。発見日時;平成17年12月5日(月)14:00頃、発見場所;福岡県福津市渡「恋の浦海岸」、発見者;宗像市田熊 向野 久重さん、現認者;福津市うみがめ課、NPO法人つやざき千軒いきいき夢の会、恋の浦ウミガメの会、ウミガメの概要◆種別:アカウミガメ◆雌雄:オス◆最大甲長:93.6cm、標準甲長:91.4cm、甲幅:73.3cm◆外観:縁甲板右側剥離、右前脚のみのこし3本欠損、頭部半分欠損、腹部破裂内臓露出、背甲板欠損なし◆タグはなし、死後数ヶ月、損傷が激しいため計測及び外観調査後砂浜に埋設
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徳島県牟岐東漁協  加島祐二さんより(12/9)
 牟岐東漁協の建網にアサヒガメ(アオウミガメの小さな個体)がかかりました。日本ウミガメ協議会 室戸基地の石原、山崎、村井が対応しました。種:アオウミガメ、サイズ:標準直甲長498mm、最小直甲長489、曲甲長523mm、直甲幅394mm、曲甲幅456mm、性別:♀(生殖腺より判別)
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魚目漁業共同経営団 橋本 峰夫さんより(12/19)
 標識のついたウミガメの情報がありましたのでお知らせします。再捕日:2005年12月18日朝、発見者:漁師の方、再捕場所:長崎県南松浦郡新上五島町似首 4番漁場、発見状況:混獲(定置網)、サイズ:1mぐらい(目測)、標識番号:JPN35461(インコネル)、備考:標識をいくつか外して放流。標識番号を確認した1つ以外はカラスに取られたりして紛失したようで、全部でいくつの標識が付いていて、いくつの標識を外したかは確認できませんでした。事務局より:本個体の履歴です。放流日:2003年9月18日、放流場所:高知県室戸市椎名、種:アカウミガメ、性別:オス、サイズ:標準直甲長 87.3cm、最小直甲長 86.1cm、直甲幅 69.5cm、標識:J33262(左前肢)・J33263(右前肢)・I35461(左後肢)・I35460(右後肢)、状況:混獲(定置網)、放流者:協議会室戸駐在員 若月元樹・笠井優介
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沖縄県国頭村の嘉陽宗幸さんより(12/28)
 今年の大寒波の影響は沖縄本島まで及んでいます。12月22日、国頭村浜の海岸でおそらく今年生まれたばかりと思われるアオウミガメの子ガメが死亡漂着しました。更に、12月27日にも同村辺土名の海岸で衰弱したアオウミガメの子ガメが漂着しました。
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香川県水産課 中山さんより・仁尾町漁協 岡田克己さんより (12/27)
 ウミガメの混獲情報が入りましたので、お知らせします。捕獲日:2005年11月30日、捕獲場所:香川県三豊郡仁尾町蔦島の沖 西へ約3kmの海域、状況:混獲(小型機船底びき網)、再捕者:東 日出夫さん、体重:100kg以上、種:アカウミガメ、処置:ウミガメにお酒を飲ませて放流しました。備考:仁尾町漁協でウミガメがかかったのは数十年ぶりです。
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事務局より:2005年ウミガメ速報の最終号をお送りします。情報をお寄せいただいた皆様に感謝いたします。ありがとうございました。一年の締めくくりに雑感です。ここ数年の南九州のアカウミガメの産卵回数の急増は今年は一息ついた感がありました。しかし、四国・本州の産卵回数は回復してきません。小笠原のアオウミガメは増えま した。日南海岸でもアオウミガメの産卵がありました。
 両種の産卵回数をみる限り、あまり深刻さは感じませんが、砂浜の産卵環境は悲惨です。宮崎海岸や遠州灘海岸はもちろん、大部分のウミガメの産卵場から侵食の話が聞こえてきます。沖縄本島の塩屋海岸、種子島の浦田海岸、高知の元海岸、豊橋海岸などでは、目の当たりにしてきました。室戸基地での混獲ウミガメの調査などからも、今後、アカウミガメは増えてきそうなのに、肝心の産卵場が減ってきています。これからどうなるのでしょうか?
 侵食に対して行政は相変わらず離岸堤とヘッドランドで対応しようとします。するとまた別の場所の侵食をまねきます。港の拡張も各地で続き、周辺の砂浜を侵食させています。どこで海岸の話をしても、海岸行政のしくみの壁にぶち当たり、市民も行政官も無常を感じるのです。糸口すらつかめません。多分この閉塞感は、日本全体に覆っている閉塞感と一致するような気がします。ある人がつぶやいた言葉です。「この海岸を一度も見た事がない人がこの海岸のことを決める。うまくいくはずがない。」 また、それを声を大にして言えないのが日本のしくみなのです。現状を好転させるには、しくみを変えるか、決定権を握る人にもっと本質に迫る勉強をしていただくしかないのですが・・・。
 標識個体の再捕も増加してきました。これは漁師さんからも情報をいただけるようになったからです。海の中のウミガメの動きもどんどん分かるようになってきました。ウミガメの生活がわかることは楽しいことです。でも、楽しいだけでは道楽です。この道楽が豊かで楽しい海を守るために役立たねばなりません。そうなれば大道楽です。皆で大道楽を目指しましょう。よいお年を。(亀崎直樹)




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