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第18回日本ウミガメ会議の案内と参加・発表の申込要項を下記の通り公表いたします。今年の会議は種子島で開催されます。種子島というとどうしても屋久島の陰に隠れて目立たない印象を持ちますが、ウミガメの産卵する砂浜は屋久島よりもたくさんあります。特に、中南部の中種子や南種子は砂浜だらけといっても過言ではありません。私は南種子の前の浜をみたとき、そのすばらしさに息をのみました。護岸工事がなされておらず、人の手によって毎年垣がつくられ、その垣によって砂の丘が砂浜の後背に作られているのです。その陸側には田が広がります。この田んぼの中に、まるで古墳のように森が残されています。この地域は古くから赤米を栽培しており、毎年、この森(御田の森)の神事から赤米の栽培が始まるのだそうです。私は西日本の砂浜を沢山みてきました。多くの砂浜の自然や文化が破壊されつつある中で、ここの浜のように美しい自然と人の営みが調和した砂浜は珍しく、日本屈指のものだと言えます。他にも千座の岩屋と呼ばれる海食洞窟のある南種子町浜田海岸、最も長い中種子町の長浜、西之表市の浦田海岸など、一度はみておきたい砂浜がいくつもあります。
また、種子島では伝統的にウミガメを食べる文化がありました。これに関する文献を私はまだ知らないのですが、あちらこちらでウミガメを食す文化的な行事があるとききました。これに関しても是非話をきいて、その文化の重要性を共有したいと考えています。色々な食べ物も見つけました。ノークイはシロザメを干したもので酢で食べます。島の人が最もよく食べる魚はモハミとよぶブダイの仲間です。節足動物でフジツボに近いカメノテも食べます。また、島の人が日本で一番甘いと自慢する安納イモというサツマイモがあります。もちろん酒はイモ焼酎です。懇親会ではそんな料理を出していただきたいといってあります。
もちろん、会議の内容も盛りだくさんです。ウミガメの歴史がある鹿児島には、沢山のウミガメ屋がいます。できるだけ多くの方々に、地元の状況を報告していただきたいと思っています。また、海外からの招待講師にはオーストラリアのコリン・リンパス博士を予定しています。南北太平洋のアカウミガメの生態の比較を考えるいい機会です。もちろん、今年の日本のウミガメ産卵や漂着死体のまとめも実施します。多くの方々の参加をお待ちしております。
会議の名称 第18回日本ウミガメ会議(おじゃり申せ、種子島会議)
主催 日本ウミガメ協議会・第18回日本ウミガメ会議運営委員会
後援 環境省・国土交通省・水産庁・鹿児島県 西之表市・中種子町・南種子町
開催日 2007年11月16日(金)〜18日(日)
場所 種子島 西之表市民会館
参加費 有料 申込書参照(鹿児島県民は無料)
参加者数 1日200〜250人 延べ700人
招待講師: コリン・リンパス博士(オーストラリア)
日程: 16日(金) 午前・午後 島内ウミガメ産卵地ツアー ダイビング 夜 公開シンポジウム「じゃっど、あかうみがめ」 17日(土) 午前 一般講演 午後 全体討論 2007年の全国ウミガメ産卵状況の総括 夜
懇親会 18日(日) 午前 一般講演 昼頃 閉会式
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