事務局だより2010

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更新日 2010-07-28 | 作成日 2009-04-02

日本ウミガメ協議会 事務局だより2010

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事務局便り2010

6月25日 成ヶ島にて今年初のアカウミガメの産卵を確認!

100626成ヶ島産卵確認.JPG6月24日のの夕方、成ヶ島を美しくする会の花野晃一さんより兵庫県洲本市成ヶ島でアカウミガメの上陸があったとの連絡を受け、事務局から石原、岡本が産卵の確認に行ってきました。成美会からは花野さん、生島さん、原尾さんの3名、それに神戸新聞の記者と地元の小学生2名が島に渡りました。昨年産卵を確認した場所の近くで産卵を確認しました。なお、産卵場所は植生帯付近でしたので、移植の必要性はないと判断し、そのまま埋め戻しました。このため卵数は現在のところ不明です。今年も台風などでさらわれることなく、無事に孵化して欲しいものです。(岡本)

6月19日 日立環境財団賞を受賞しました!!

日立環境財団賞.JPG6月19日、いきものにぎわい企業活動コンテストにて、日本ウミガメ協議会がいきものにぎわい市民活動大賞(日立環境財団賞)を受賞しました。これは企業活動コンテストの協力団体である各財団やファンドが、独自で選定した市民活動に対しておくられる賞です。今回の受賞は、全国各地で地道に産卵調査をされている調査者、網にかかったウミガメを守っている漁師、死亡して腐敗しているにもかかわらず解剖してウミガメの生態を調べている調査者など、全国各地で活動する皆さんのお力があってのものです。本当にありがとうございます。これから産卵ピークの6月末から7月を迎え、一年のうちで一番大変な時期となりますが、お体に気をつけて下さい。また事務局もバタバタしてご面倒をかけているかもしれませんが、今後ともよろしくお願い致します。(水野)

6月18日 愛知県田原市伊良湖岬中学校において講演を行ってきました!

伊良湖岬中学校の講演.JPG6月18日、伊良湖岬中学校でウミガメ講演をおこなってきました。今年の11月下旬に、渥美半島の田原市で日本ウミガメ会議が開催されます。その一環として、地元の子供達にもウミガメのことを知ってもらおうと、地元でウミガメの調査活動をするあかばね塾の関係者より招待され講演しました。今回は伊良湖岬中学校の全校生徒約120名と先生数十名、父兄数十名を対象に、ウミガメの概要と侵食する砂浜に重点を置いて講演をしました。田原市の海岸でも侵食が進んでおり、ウミガメの産卵のみならず、人にとっても弊害がでています。講演を通じて、こういう若い子達にすこしでも野生動物について考え、環境の変化を理解するきっかけになればと思いました。(水野)

6月16日 あのアカウミガメまた現る!

2010年6月16日、一本の電話が入りました。標識の付いたカメが網にかかったとの連絡です。場所は京都府の伊根町。日本海です。標識番号は43837だといいます。電話の後、標識番号の履歴を調べてみると・・・何とこの個体は、2007年に当会が神戸空港のラグーンで保護していた個体だったのです。しかも話はそれだけにとどまりません。2007年11月6日に大阪湾内で底曳き網にかかったため一時的に保護し、12月8日に友ヶ島沖から放流したところ、約一週間後の12月16日に高知の室戸でまた網にかかったところを発見されたのです。このときは、大阪湾から無事外洋に出て行ったことが証明されてホッとしました。あれから2年半―。その間どこをうろついていたのかは定かではありませんが、久しぶりに発見されたと思ったら今度は日本海で、しかもまた網にかかって。。。まったく人騒がせなアカウミガメですが、事故にあって死んでしまわないことをただただ祈るのみです。再発見情報をお送りくださった漁業者の皆様、ありがとうございました。(岡本)

6月12日 第18回 テクテクドンドン 水・ふれあい環境フェスタに参加しました!

IMG_0650.jpgIMG_0655.jpg枚方市岡東中央公園で行われたテクテクドンドンに参加してきました。このイベントは、パナソニックグループ労働組合連合と北河内連合市民懇話会の主催で行われ、より多くの人が交流・連携しながら「水」と「環境」について考えるというものです。当会は初参加となります。地方の小さなイベントにも関わらす、ウミガメの話を真剣に聞いていただける方や自然保護に興味がある方などと交流する機会ができ有意義な時間を過ごすことができました。また、関西バルーン集団カトルさんにカメ型のバルーンを作っていただきました。(佐藤)

6月11日 2010年2回目の協議会ゼミを行いました。!

100611協議会ゼミ.JPG6月11日、須磨海浜水族園内レクチャールームにて、2010年2回目の協議会ゼミを行いました。今回の発表はウミガメのほか、室戸定置網で捕れる魚類やアオザメ、四国の漁業、淡水ガメ、カエル、ドジョウ、イシマキなどと非常にバリエーションに富んだものとなりました。また水族園関係者の皆様も興味津々で、どの発表に対しても時間オーバーするほどたくさんの質問、議論がなされました。素晴らしい勉強の場となり、大変うれしく思います。参加して下さった皆様ありがとうございました。(岡本)

5月30日 マレーシア・トレンガヌ大学のファジール先生来日!

P5300922.JPG現在、日本ウミガメ協議会で受け入れている留学生、マレーシア・トレンガヌ大学のシュウ・ワンさんの先生、ファジール先生が来日されました。シュウさんは日本でのウミガメ類の調査・研究・ネットワーク構築について勉強するために来日しています。来日から2ヶ月。彼女は現在、当会室戸基地でウミガメ類混獲調査の勉強中です。ファジール先生の来日にあたり、彼女には先生と会長亀崎へこれまでの勉強の成果を話していただきました。研究室は久しぶりにインターナショナルな雰囲気に包まれました。(谷口)

5月28日 お腹に卵を持ったアルゴス発信機付アカウミガメ、Sumakoの最新情報です!

須磨ちゃん追跡2010MAY28.GIF
4月23日に徳島県紀伊水道から放流した成熟卵胞を持ったメスのアカウミガメの衛星追跡の最新情報です!室戸岬まで戻ってきた後、土佐湾沿岸を西へ進み、ここ数日間は四万十川河口部にいます!どこで産卵しようかうろうろしているのでしょうか。このままどこかで上陸してくれることを祈ります。(谷口)

5月23日 種子島に出張しました!

IMGP0594.JPG怪我 腹側.JPG5月23日に種子島ウミガメ祭があり参加する予定でしたが、悪天候のため延期となってしました。そのため予定を変更し、種子島でウミガメの調査活動をされている方々とお話をして、中種子町にある定置網でウミガメの調査をしてきました。既に種子島の各地では産卵が始まっていました。現地で調査をされている方々のお話では相当産卵が多いようです。皆さんやる気いっぱいで浜を歩きウミガメの調査をされていました。また、24日の早朝、定置網に載せていただき、ウミガメ調査に同行してきました。この日は2匹のウミガメが混獲されましたが、なんとそのうちの1匹の甲羅が大きく割れて、腹甲から一部骨が露出しています!(写真)しかし傷は治りかけで、厚いかさぶたのようになっていました。原因はわかりませんが、これほど大きく怪我しても回復するウミガメの強さに、久しぶりに感動した朝でした。(水野)

5月18日 淡水カメ調査研究活動始動!

初研究100518 (2).JPG徳島県の某河川で淡水カメ生息状況調査を行いました。4月より研究員として着任した谷口の始めてのフィールド調査です。あまり淡水カメは生息していなさそうだなと思いながら仕掛けた罠でしたが、引き上げてみてびっくり。たくさんのカメの捕獲に成功しました。4箇所罠を仕掛けて、全部で40匹のクサガメが捕獲できました。捕獲したカメたちは研究所に持ち帰り、背甲長、背甲幅、腹甲長、体重等を計測し、個体識別用のマーキングを施した後、元の河川の返されました。これから、じゃんじゃんカメを捕獲して、日本の淡水カメ生息状況の把握に努めます。これらの調査活動にご興味ある方は是非ご一報ください。協力調査員募集中です。(谷口)

5月15日 徳島県アカウミガメ上陸産卵調査講習会を開催しました!

100515徳島県アカウミガメ上陸産卵調査講習会宴会.JPG100515徳島県アカウミガメ上陸産卵調査講習会.JPG徳島県では、地元ボランティアによるアカウミガメ上陸産卵調査がすべての砂浜において行われています。彼らボランティア向けに毎年恒例となりました講習会が行われました。講習会では、日本のアカウミガメ事情や徳島県のアカウミガメの産卵場所としての位置づけ等について当会会長より講演があり、その後調査方法についての議論が行われました。参加者は真剣そのものです。講習会後は恒例の宴会です。講習会の真剣な雰囲気とはうって代わって、おいしく楽しく宴会が行われました。いよいよ今年もアカウミガメ産卵シーズンが始まります。これら講習会や宴会はこれから始まる過酷なシーズンのための元気補給となったのではないでしょうか。参加いただいた皆様ありがとうございます!(谷口)

5月8日 お腹に卵を持ったアルゴス発信機付アカウミガメ、Sumakoの最新情報です!

2010MAY05.jpg
4月23日に紀伊水道へ再放流した卵持ちアルゴス発信機付アカウミガメ、Sumakoの最新情報が届きました。彼女は室戸から黒潮に乗ったあと、伊豆諸島手前で少し南下したようです。これも、まさに黒潮のコースの通りです。ここから西へ戻る流れに乗って、どこかの砂浜で上陸・産卵してくれることを期待します。(谷口)

4月30日 那覇市で毎年恒例の「亀人会」が開催されました!

P4300141.JPG4月30日、那覇市で毎年恒例の「亀人会」が開催されました。何しろGWの真っ最中。「誰? こんな忙しい日に決めたのは?」と皆さん、若干お怒りの中で会が始まりました。座間味の宮平長老は欠席だったので、自動的に長老に格上げになった国頭の嘉陽さんは「すでに今年は10回も産卵がある。今年は多いに違いない」と気合いのあいさつ。一同、少し気もとりなおし、いつものように亀話を楽しんだのでした。琉球大学の学生はもう3年ほど前から産卵場の調査をしてくれているのですが、どうやら今年はウミガメサークルが立ち上がるような雰囲気で、一同、頼もしく思ったのでした。(亀崎)

4月27-29日 インド・ゴアで行われた国際ウミガメ学会に参加してきました!

ISTS in Goa 007.JPG100429インド・ゴア国際学会にて.JPG毎年世界各地で行われている国際ウミガメ学会が今年はインド南西部ゴアにて行われました。事務局からは、松沢、石原、佐藤、優谷、岡本が参加しました。世界から約350題の発表があり、活発な議論が交わされていました。なお、石原、優谷、岡本はそれぞれの研究テーマを、佐藤はダイバーズプロジェクトで皆様からお寄せいただいた写真を元に解析した成果をポスターにより発表し、世界中の研究者と意見交換することができました。また、8年ぶりに発表なしでの参加となった松沢は、いつも以上に楽しむことができたのか、ピーター・プリチャード博士の行司による、ブライアン・ボーウェン博士と12年ぶりとなるタートルカズンシェイクハンドも飛び出し、たくさんの研究者との再会を大いに楽しんだようです。初参加となった岡本は今まで文献でしか見たことのなかった著名な研究者と拙い英語でありながらも話ができたことに感銘を受けました。それにしてもインドはいろんな意味でホットな国で、食事に気候にお尻に…体中から悲鳴が聞こえてきそうでした。(岡本)

4月29日 田原会議(第21回日本ウミガメ会議)実行委員会結成!!

P4290706.JPG第21回日本ウミガメ会議に向けて、いよいよ本格的に準備が始まりました。今年は愛知県渥美半島の田原市で開催されます。この日は地元の有志たちが集まり、実行委員会が結成され、第1回の委員会が行われました。これから第21回会議に向けて、彼らたちによって準備が進められていきます。開催日は2010年11月26-28日。愛知県出身の谷口は地元開催とあって、例年以上に開催に向けて準備に力が入ります。(谷口)

4月23日 お腹に卵を持ったアカウミガメ、アルゴス発信機を装着し海へ!

1010423卵持ちアルゴスカメ放流.JPG須磨海浜水族園ウミガメ展(亀崎直樹園長就任記念特別展)で展示中のアカウミガメ(♀)のエコー検査をしたところ卵を持っていることが確認されたため、アルゴス発信機を装着させた後、紀伊水道へ再放流してきました。甲長86.5cm、体重100㎏の彼女(Sumakoと命名)をえっちらおっちら放流場所まで運ぶのはなんとも大変な作業でした。あまりに重くて困っているところをたまたま通りがかったおじ様が運ぶのを手伝ってくださいました。ありがたいことです。卵を持った彼女がこの後どう移動するか?期待に胸が膨らみます。(谷口)

3月30日&31日 第6回西部太平洋区漁業管理評議会ウミガメ諮問委員会に出席しました!

2010MarハワイHoyt.JPG西部太平洋区漁業管理評議会は、全米で8つある地域漁業管理評議会の一つです。特にハワイに基地を置く延縄漁業でウミガメが混獲されてきたことに対する配慮から、近年では、太平洋におけるウミガメ類の保全に対して積極的な支援を打ち出しています。3月30・31日に開かれたウミガメ諮問委員会の6回目の会合では、評議会が支援する保護研究プログラムの成果発表および、関連最新情報の交換、次年度の支援プログラムの審査が行われました。しかし、審査をする側の諮問委員自身が、プログラムに関わることも少なくなく、このような状況では、我田引水にならないようなシステムが必要です。このあたりが、米国の成熟した民主主義なのでしょうが、諮問委員は自分の関わる申請が審査されるときには席を外すのです。これだと、直接顔が見えないので遠慮なく批判が可能です。誰かがチクらなければ人間関係にも問題は生じません。このあたり、中に誰かがいることはわかっても、故意に隙間に接近して覗かないかぎり、それが誰であるかまではわからないという、米国の個室トイレと似ているような、似ていないような・・・・・(松沢)

3月29日 ハワイ シーライフ・パークにてアオウミガメを放流!

石原inハワイ1.JPGドルフィンスイムを目当てに大勢の日本人観光客が訪れるハワイ・オアフ島の人気スポット、「シーライフパーク」。この水族館は、米国NOAA-NMFSのウミガメ研究者ジョージ・バラーズ氏と協力して、長年、アオウミガメの飼育や保護研究にも取り組んでいます。屋外の水槽に併設された砂浜に産卵される卵を孵化させて、生まれた子ガメはバックヤードで飼育したのち、標識を装着して放流するのもその取り組みの一つです。今回は、わざわざ松沢と石原の訪問にあわせて日程を組んだもので、2008年の夏生まれの5個体を最寄の放流しました。(松沢)

3月27日 「カメちゃん寿司」臨時開店!

寿司屋のカメちゃん2.JPG事務局にて、年度末の所内会議の後、亀崎会長自からにぎり寿司を披露しました。どうして握ることになったかはっきりしないのですが、一杯気分になって、やらせろとなったに違いありません。格好だけは様になっているようですが、さて、味のほうはどうだったでしょうか?ちなみに、室戸で魚を調達しておろして準備したのは、石原孝研究員です。(松沢)

3月27日 ライオンがアライグマ対策を支援!

昨年、和歌山県のみなべ町千里浜では、アカウミガメの産卵巣が片っ端から何者かに掘り返されて、卵が食べられてしまうという被害に見舞われました。様々な状況証拠から、これはアライグマによるものと思われます。原産地米国においても、長年にわたり同様の被害に悩まされていますが、その経験に基づくと、産卵巣の場所をそれぞれ子ガメが抜けられる程度の目合いの竹網や金網で囲うなどの対策が有効です。この度、株式会社ライオンの特に堺工場の皆様が、この対策に必要なフェンス製作などの支援をして下さることになり、現地にて打ち合わせを行いました。この夏、「ライオンがアライグマを駆逐!」との見出しの記事が誌面を飾るに違いありません。(松沢)

3月12日 第5回関西元気な地域づくり発表会に参加しました!

3月12日に大阪市ドーンセンターで開催された第5回関西元気な地域づくり発表会で神戸空港西緑地人工池でおこなっている大阪湾ウミガメレスキュー活動とウミガメエコツーリズムの活動について発表してきました。発表を聞いてくださった多くの方々に興味を持っていただけたようでした。このように活動を紹介する場というのは少ないような気がします。その為、今回の発表会に参加してたくさんの方に聞いていただけてとても良かったと思いました。また、関西の古き良き文化や建物、地域の特産を生かした様々な地域づくりの発表がありました。どの活動もとても興味を引くものでとても楽しい発表会でした。(中本)

3月6日 2010年1回目の協議会ゼミを開催しました!

P1050224.JPG3月6日に2010年1回目の協議会ゼミを開催しました。年2回開催している協議会ゼミ。今回で通算10回目を数えました。そんな今回のゼミは、過去最多?の約40名の参加がありました。発表の方は、アカウミガメ、アオウミガメ、タイマイのウミガメ類やそれらの調査地の紹介まで、様々なテーマ11題について議論がなされました。学生も多数参加し、非常に良い勉強になったという感想をいただきました。また、勉強の後は、コミュニケーションということで事務局近くの寿司屋さんで室戸、福井から届いた新鮮な海の幸を味わいながらのカメ談義に花が咲き、宴は夜遅くまで続きました。発表してくださった皆様、参加してくださった皆様、海の幸を持ってきてくださった皆様ありがとうございました。(岡本)

2月28日 沖永良部島ではアカウミガメが出現するようになりました!

アカウミガメ_01.jpg沖永良部島では雄のアカウミガメが出現するようになりました。この写真は2月28日、N.I.さんが沖永良部島の「双子のアーチ」で撮ったものです。長い尾や爪の大きさから雄であることが分かります。ダイバーを雌と思ったのか、近くまで寄ってきています。この季節、雄がダイバーに接近してくることはよくあることです。いよいよウミガメの繁殖期に突入です。

2月6日&7日 「ワン・ワールド・フェスティバル」に出展しました!

IMG_0517.jpg2月6日&7日、大阪国際交流センターで開催された、ワン・ワールド・フェスティバルに日本ウミガメ協議会も出展しました。初日はあいにくの雪でしたが、ウミガメブースには多くの方が立ち寄ってくれました。今回のイベントでクイズラリーが行われ、協議会からは「日本で生まれた子ガメはどこに行くでしょう?」という問題でしたが、ウェルかめを見られている方々は、即答で「メキシコ!」と答えてくださる方も多く、「ウェルかめ」効果を実感しました!たくさんの人々にウミガメの事をもっと知ってもらい、ウミガメ保護の輪を広げていく一歩になれば嬉しいです。寒い中ご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました!

2月1日 「紀伊半島ウミガメワークショップ」を開催しました!

紀伊半島ウミガメワークショップ集合写真0.jpg2月1日、和歌山県みなべ町国民宿舎紀州路みなべにて開催した、紀伊半島ウミガメワークショップに、三重県、和歌山県から関係者25名が集まりました。この会合は、当会が取りまとめを担当している環境省モニタリングサイト1000「ウミガメ調査」の一環として、直接ウミガメに関わる人々の間での情報交換の促進を目的に実施するもので、今後、地域ブロックごとに順次開催していく予定の会合の第1回目にあたります。ちょうど、地域ウミガメ情報交換団体のさきがけともいえる「紀伊半島ウミガメ情報交換会」が設立20周年になることから、その記念イベントも兼ねました。亀崎会長が紀伊半島の特徴とモニタリングの重要性について、玉井済夫氏が和歌山県下の産卵海岸についてそれぞれ基調講演したのに続き、参加者が各自の調査結果や取り組みについて紹介し、最後に産卵頻度の変動傾向や保全上の課題などをテーマに意見交換を行いました。特に、卵盗掘の歴史や食害などに関して、興味深い情報交換が行われました。ウミガメや取り巻く課題にはある程度地域性があり、これを有機的に扱うには全国規模の会合では十分ではありません。それを補完するためにも、このような会合は今後継続していく意義があります。(松沢)

1月28日 ラグーンから放流されたウミガメたちの最新情報です!

kobe26_09_012110-4pc.jpg
夏の間神戸空港の人工ラグーンに避難しており、昨年末に和歌山県友ヶ島沖から放流されたアカウミガメの望・藤・望の3頭ですが現在も元気に外洋を泳いでいます。
赤=藤  緑=照  青=望

1月13日 事務局に小型アカウミガメ2個体届きました!

20100110小型アカウミガメ計測・解剖風景②.JPG福岡県福津市と石川県羽咋市から、それぞれの場所に漂着した小型のアカウミガメが届きました。日本において小型のアカウミガメが漂着するのは非常に珍しいことです。なぜなら孵化した子ガメは沖合へと移動し、メキシコへと長い長い旅に出るからです。このような沖にいるはずのカメ達が、大寒波の到来によって漂着したかは定かではありませんが、早速詳細な計測および解剖を行いました。福岡県福津市の個体は、直甲長96.6mm 直甲幅93.4mm、体重173gのオスでした。胃内容物をはじめ、たくさんのサンプルを採取させていただきました。一方、石川県羽咋市千里浜の個体は、直甲長92.0mm 直甲幅89.3mm、体重169gのオスでした。こちらの個体に関しても体内の臓器などたくさんのサンプルを採取させていただきました。大変貴重な情報と個体を提供してくださいました、福津市役所うみがめ課の皆様、高西様、ありがとうございました。(岡本)

1月1日 あけましておめでとうございます!

あけましておめでとうございます。お陰様で旧年中もウミガメや日本の砂浜に関する活動を展開させていただくことができました。第20回日本ウミガメ会議(宮崎)の開催、悠ちゃん義肢プロジェクトの活動、種子島・野間池・室戸・島勝の混獲調査、全国各地の産卵・ストランディング・標識調査のまとめ、第29回国際ウミガメ学会への参加(オーストラリア・ブリスベン)、絶滅危惧動物・ウミガメに関する国際シンポジウムへの参加(韓国・プサン)、みなべや徳島県での産卵調査やまとめ、ダイバーからの写真情報の集約、多くの専門学校生・大学生・大学院生などの指導を行いました。そして昨年は徳島を舞台にウミガメをモチーフにした、NHKの朝の連続ドラマ、「ウェルかめ」が始まり、関連番組やニュースなどでもウミガメが多く取り上げられ、注目された一年でした。それぞれ、成果を上げることができたのは一重に皆様のお陰です。2010年もウミガメの調査や研究、シンポジウム・イベントの開催や参加等、ますます活躍の場を広げていきたいと思います。本年もよろしくお願いいたします。