日本ウミガメ協議会

-Sea Turtle Association of Japan-

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更新日 2017-03-29 | 作成日 2009-04-02

日本ウミガメ協議会 事務局だより2011

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ライフカード(ウミガメ)の終了について

昨年をもちまして、これまで多くの皆様にご協力いただきましたウミガメクレジットカード(ライフカード)の寄付事業が終了いたしました。現在お持ちになられているカードは期限が終わるまで普通にお使いいただけます。また終了後は更新も可能ですが、新しいカードは通常デザインのライフカードとなります。ウミガメカードをご愛用いただきました皆様に感謝いたしますとともに、大変ご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。

12月15日~17日 エコプロダクツ2011に出展してきました!

IMGP1169.jpgIMGP1185.jpg東京のビッグサイトで毎年開催されている環境展「エコプロダクツ2011」に参加してきました。今年で4度目の参加となります。3日間で181,487人の来場者数があり、今年も例年と同様子どもからご年配の方まで様々な方とウミガメ談議に花を咲かせてまいりました!今回は3日目に「世界に誇るウミガメ天国 日本~天国であり続けるために必要なこと~」という題目で、15分間の講演をさせていただきました。講演後ブースまで足を運んでいただきました方には、講演では伝えきれなかった内容についてもいろいろご質問いただきました。また、今年も多くの方にグッズを買っていただき、募金も頂きました。皆様、いつもご支援ありがとうございます。来年もたくさんの方とお会いできることを楽しみにしております。(植月)

12月15日~17日 エコプロダクツ2011に出展します!

写真.JPG12月15日(木)17日(土)までの3日間、東京ビッグサイトで開催される「エコプロダクツ2011」にてウミガメ協議会ブースを出展します。私たちの活動について直接お話できる機会もなかなかありませんので、この機会に多くの方とお話できれば、と考えています。お近くの方には是非遊びに来てください。(石原)
エコプロダクツとは日本最大級の環境展示会で、752の企業・NPO・大学・行政などの団体がそれぞれの環境問題への取り組みや商品を展示しています。詳しくはhttp://eco-pro.com
会場:東京ビッグサイト(最寄り駅:国際展示場駅・国際展示場正門駅・有明客船ターミナル)
期間:12月15日-17日 10:00~18:00(最終日は17:00まで)
入場無料(事前登録すると入場がスムーズです)
ウミガメ協議会ブース:東4ホールNPO・NGOコーナー「N-59」(新日本印刷・KING JIMブースそば)

12月1日 南紀地方台風災害義援金へのご協力ありがとうございました!

DSC_0304.JPG南紀地方台風災害により被災されました方々への義援金として、14万3千円のご支援が寄せられ、先日の22回日本ウミガメ会議にて亀崎会長から紀宝町萩野進也様に義援金目録が贈呈されました。皆様からの温かいご支援、本当にありがとうございました!
日本ウミガメ協議会での義援金の募集は終了いたしましたが、紀宝町では12月20(火)まで引き続き、義援金を募っておられますので、引き続き皆様方の温かいご支援をお願いします。詳細は下記紀宝町HPをご覧ください。
※上記の募金活動は終了いたしました。ご協力いただきありがとうございました。

11月12日 2011年徳島アカウミガメ上陸産卵調査報告会を開催しました!

写真1.2011年11月撮影(蒲生田海岸).JPG写真1.2011年11月の蒲生田海岸の様子 後背植生とも完全に分断され、海浜植生も消失している。写真2.2011年7月田中宇輝撮影(日和佐大浜).JPG写真2.2011年7月の台風直後の日和佐大浜の様子。 植生が必死に砂を守っている様子が伺えます。 写真提供:日和佐うみがめ博物館カレッタ 田中宇輝氏写真3.2011年10月田中宇輝撮影(長浜・宍喰).JPG写真3.2011年10月の海陽町の長浜・宍喰の様子。写真提供:田中宇輝


写真4.2011年10月モラスコむぎ撮影(小島の浜).JPG写真4.2011年10月の牟岐町の小島の浜の様子。 写真提供:モラスコむぎIMG_1938.JPG報告会風景


111113Tokushima (58).JPG報告会参加者写真11月12日(土)徳島県海陽町・阿波海南文化村にて徳島アカウミガメ上陸産卵調査報告会を開催しました。この会は、毎年の徳島のウミガメの産卵状況を議論するもので、今年で12年目になります。徳島県は全国と比べても、アカウミガメの産卵回数の減少が顕著であることが近年明らかとなってきました。今年の主な議題は、徳島での今年の状況は、前年より産卵回数が78%減少し、減少傾向がさらに顕著になったことです。もう一つが、その減少の主要な原因と考えられる徳島県での砂浜環境の悪化についてです。今年は、日本本土に2度の台風が上陸したことにより、徳島の各砂浜で侵食がすすんだと地元の方々は嘆いておられました。特に護岸により後背植生と分断され、海浜植物も完全に消失している蒲生田海岸の状況は深刻な状態でした(写真1)。また、日和佐大浜でも台風により侵食は進みましたが、海浜植物が繁茂していることで侵食は蒲生田海岸ほどではなかったようです(写真2)。つまり、海岸にとって海浜植生の有無は、砂浜環境の保全にとても重要と言えます。しかし、日和佐大浜でも今後の砂の回復状況が気になるところです。また、蒲生田海岸のように護岸により、後背植生が分断され、海浜植生も消失している長浜・宍喰(写真3)、小島の浜(写真4)などの砂浜も、台風により砂浜の減少が著しくなったようで、今後の回復状況が気になるところです。砂浜保全に関する議論は全国的にまだまだ進んでいませんが、今回のような砂浜に関する議論ができたことはとても有意義だったと思います。海岸工事を行う徳島県行政にもこのような現状を知っていただくよい機会だったと思います。(谷口)

11月6日 「まあるい地球コンサート2011」に出展してきました!

IMG_3488.JPG国際自然保護連合(IUCN)の親善大使である歌手のイルカさんのコンサートにて、当会の活動紹介と募金活動に行ってきました。名古屋の中京大学文化市民会館オーロラホールでコンサートは行われ、イルカさんの素晴らしい歌声がホールの中一杯に広がり、大きな拍手が何回も鳴り響きました。途中から私達も着ぐるみを着用して、緊張の極みの中舞台に立ちながら協議会について説明してきました。コンサート終了後には沢山の寄付を頂くことができ、皆様の温かいご支援に心から感謝いたします。(佐野)

10月23日 「室戸くろしお祭」出展!

くろしお祭2低画質.jpgくろしお祭1.JPG国立室戸青少年自然の家で毎年開催される「くろしお祭」に今年も出展してまいりました。前日の大雨が嘘のように、快晴のお祭日和を迎えることができました。当協議会の今年の目玉は、80cm近くになる大きな生きているアオウミガメ!!子供達に大人気のアンパンマン機関車や高所作業車、海の生き物タッチングプールなどに負けず劣らず、たくさんの方が協議会のブースに足を運んでくださり、その大きさと普段触ることのできない甲羅や脚の感触に驚き、感動された方も多かったようです。ウミガメグッズを楽しみにしてくださっている方にお声をかけていただいたり、ウミガメについての疑問を質問されたりと、たくさんの方との会話の中で、新たな発見や気づかされることも多く、大変充実した時間を過ごすことができました。(植月)

10月23日 のいちの森の文化祭出展!

のいち来場者問題解説.JPGのいち20周年記念キャラクター.JPGのいち動物公園開園20周年の企画として、野生生物の保護への取り組みを紹介するブース展示に出展してまいりました。一日目は大雨の影響で足元まで浸水してしまい、途中で中止を余儀なくされてしまいましたが、二日目は天気も回復し、無事最後まで開催することができました。園側が主催しているクイズラリーの一環として、ウミガメ協議会でも問題を作り来場者の方々に答えてもらいましたが、中々難しかったらしくお子さんから年配の方まで終始頭を捻りながら問題の解説やヒントを何回も確認されていました。協議会以外にも数多くの団体が出展しており、それぞれの方から交流を含め、色々なお話を伺うことができ、とても貴重な一日となりました。(佐野)

10月2日~ IUCN種の保存委員会Marine Turtle Specialist Group(MTSG)の会合に出席してきました!

BI6 スナップ2.JPGBI6 スナップ1.JPG10月2日より、米国ウエストバージニア州の国立保護トレーニングセンターにて、IUCN種の保存委員会Marine Turtle Specialist Group(MTSG)の会合があり、東アジアRegional Vice Chairとして招聘され、出席してきました。種の保存委員会とは、IUCNの中でレッドリストの作成を担当する部門で、約170のSpecialist Groupで構成されます。そのうちウミガメ7種の評価を担当するのがMTSGで、世界中のウミガメ研究者約200名で組織されています。IUCNは、客観的な評価のために、過去3世代における生息個体数の変化、生息域の規模やその変化、生息個体数や成体の数とその変化、将来の絶滅予測などで、それぞれ基準を設けています。しかし、ウミガメは寿命が長く、移動範囲も広く、それでいて産卵地は限られるなど、他の分類群とは著しく異なる特徴を有するため、IUCNの評価基準にそぐわないのです。そこで、ウミガメの生態に即したより適切な評価の在り方についてMTSGの代表者で協議し、IUCN側へも提案していくことになりました。(松沢)

10月2日 神戸空港で開催された「空の日イベント」に出展!

佐野.jpg上志・佐野.jpg神戸空港ターミナルビルで開催された「空の日イベント」に、ウミガメ協議会もブースを出展してきました。ウルトラマンコスモス遊べるコーナーや空港スタッフの体験コーナー、そして空港島西緑地では悠ちゃんの人工ヒレ試験風景を見学出来る「悠ちゃんプロジェクトコーナー」も設けられ、たくさんの親子連れが訪れてくれました。ブースではお孫さんへのお土産に悠ちゃん缶バッジを買って帰るおじいちゃん&おばあちゃんや、Tシャツ、チャリティーマグネットなどのウミガメグッズを購入されるお客さんが多く、又たくさんの方から心のこもった寄付をいただきました。ブースに来てくださった皆様、本当にありがとうございました!

9月24日 みなべ町千里浜でLionさんとふ化率調査Part 2!

砂を奪われたハマゴウ.jpgライオンさんと千里観音で集合写真.jpg前回の調査から4週間のうちに、大きな台風が2つ襲来し、8mを超える波を被り、浜の様子は大きく変わりました。砂を奪われた植生帯ではハマゴウの根が簾のように垂れ下がり、食害防止のため設置していたステンレス製の柵は、別の位置で砂に埋もれたり、ひっくり返っていたり。柵を失った巣は、あちらこちらで掘り返されて・・・ しかし、そんな厳しい状況の中でも、無事に生まれた子ガメも少なからずいたようです。海へと続く子ガメ足跡を見つけ、Lion大阪工場の皆さんと一緒に、子ガメたちの長い旅の無事を祈りました。(松沢)

9月19日 神戸沖洲会敬老会へ行ってきました!

110919神戸沖洲会敬老会 020.jpg110919神戸沖洲会敬老会 031.jpg神戸沖洲会(ちゅうしゅうかい)が主催する敬老会に行ってきました。神戸沖洲会とは神戸在住の沖永良部島出身者で結成された会です。今年の第22回日本ウミガメ会議は沖永良部島で開催をします。そこで、神戸沖洲会会長の宮永憲良氏に支援のお願いに行ったところ、快く支援を申し出てくださり、また敬老会に誘ってくださったというわけです。敬老会は敬老と金婚式を祝う会で825、島唄の踊りなど多くの催しがありました。南の島に住んでいたことのある亀崎はそのころを思い出し、とても和む空間だったようです。また神戸のような都市にも沖洲会のような会があることに安心しました。(谷口)

9月19日 損保ジャパン CSOラーニング制度のインターンの中田綾菜さん活動開始!

初めまして。損保ジャパンCSOラーニング制度により日本ウミガメ協議会へインターンでこさせていただいている中田綾菜です。協議会では主に、協議会活動を各企業に説明し、支援のお願いする仕事をお手伝いさせていただいており、たくさん勉強させていただいております。先日、私が初めて支援をお願いしていた神戸沖洲会の敬老会に参加しました。自分で初めて支援をお願いした方とお会いすることはすごく緊張しました。ですがそんな心配は無用でした。沖洲会の方々はとても温かく私たちを迎えてくださいました。敬老会も、講演や歌やダンスと盛りだくさんで、どれも沖永良部を愛する気持ちがこもっていて素晴らしかったです。たとえ島から離れていても島を愛する気持ちは変わらないのだなと思いました。敬老会後の親睦会でもたくさんの方とお話できました。ウミガメのために何かしたいという声がたくさんあり、協賛広告や寄付といった形で私たちの背中を後押ししてくださいました。また戸惑う私にいろいろとアドバイスを下さり、支援のお願いをお手伝いしてくださる方もいらっしゃいました。ここで感じたのが、いかに積極性が大切かということでした。もっと頑張らなければと痛感しました。一人一人お話させていただくと、みなさんの沖永良部島を愛する気持ちが伝わり、私まで沖永良部島のことが大好きになりました。それと同時にウミガメ会議を沖永良部島で絶対にいいものにしたいと思いました。神戸沖洲会会長宮永さんをはじめ皆様に本当に感謝申し上げます。(中田)

9月16日 祝! 後藤清氏・吉崎和美氏 平成23年度自然公園関係功労者環境大臣表彰決定!

このたび、平成23年度の自然公園関係功労者環境大臣表彰受賞者に、当会の後藤清理事と、吉崎和美理事がそろって選ばれました。この表彰制度は、環境省が自然公園の保護及びその適正な利用の推進に関し、特に顕著な功績のあった個人または団体を表彰するもので、今年は全国から16名・4団体が選ばれています。そのうち2名が当会の理事だったのです!それぞれ和歌山県みなべと熊本県天草において、長年にわたりウミガメを含む動植物の保護調査や自然保護の普及啓発に取り組んできたことが評価されたそうですが、力みがなく、自然に対しても人に対しても謙虚なお二人が選ばれたことは、特に素晴らしいことだと思います。(松沢)

9月6日 甚大な被害をもたらした台風12号!紀宝町より被害の様子をとらえた写真が届きました!

DSC_0033.jpgDSC_0034.jpg紀宝町ウミガメ公園に出向している斉藤より、台風12号で甚大な被害が出た紀宝町からのたよりがきました。幸いにもウミガメ公園や斉藤の自宅には浸水等の大きな被害はなかったそうですが、町の川沿いの地域に大変な被害がでています。また町全体は断水になって復旧には1ヶ月かかる見込みだそうです。送ってくれた写真は、毎年アカウミガメが産卵のために上陸する七里御浜井田海岸の様子です。台風のすさまじさが伺えます。被災された方々にお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興を願います。当会も何らかの支援の方法を模索していきたいと思います。(谷口)
日本ウミガメ協議会では、この度の台風12号による災害に対して義援金を受け付けます。この義援金は被害の大きかった紀宝などのウミガメ関係者にお渡しし、被災者の生活復旧に役立てていただく予定です。どうか皆さんの善意をお寄せ下さい。

「南紀地方台風災害義援金」へのご協力のお願い

高岡 (5).jpg
上の写真は三重県紀宝町高岡地区の相野谷川です。(2011年9月10日撮影)

日本ウミガメ協議会では、この度の台風12号による災害に対して義援金を受け付けます。南紀地方はみなべ、田辺、白浜、串本、那智勝浦、新宮、紀宝、御浜、熊野などアカウミガメの産卵地も多く、長年調査をされている方もたくさんおられます。また、2006年には第16回日本ウミガメ会議(七里見浜会議)の開催地としてお世話になりました。今回の義援金は被害の大きかった紀宝などのウミガメ関係者にお渡しし、被災者の生活復旧に役立てていただく予定です。どうか皆さんの善意をお寄せ下さい。
※南紀地方台風災害により被災されました方々への義援金として、14万3千円のご支援が寄せられ、先日の22回日本ウミガメ会議にて亀崎会長から紀宝町萩野進也様に義援金目録が贈呈されました。皆様からの温かいご支援、本当にありがとうございました!
※上記の募金活動は終了いたしました。多くの皆様から募金をいただきました。本当にありがとうございました。

8月31日 千葉県の太東海岸で仔ガメ発見!

110831_0819~01.jpg9月1日、高井郷子さんよりその前日に千葉県いすみ市の太東海岸のU字溝でウミガメの赤ちゃんを6匹見つけたとのお知らせをいただきました。U字溝は砂浜と駐車場の間にあり、中に少し溜まった水の中を泳いでいたそうです。一緒に送っていただいた写真を見ると確かに孵化したばかりのアカウミガメです。おそらく灯りにつられて海とは反対の駐車場へ向かってしまったのでしょう。高井さんは人の手が加わっていいのかどうか悩みながらも海へ帰る手段がなさそうだったため、お子さんたちと一緒に仔ガメたちを海へ放したとのこと。砂浜に置いた途端、一心不乱に海の方向へ歩いたのにびっくりしたとも仰っていました。小さな体に込められた生きるための力強さと、産まれたときから備えた本能の不思議さを感じることのできるエピソードです。
このご連絡により、この夏に太東海岸でアカウミガメの産卵があったこと、おそらくは発見前の夜間に地表に出てきたこと、ここでふ化した仔ガメは駐車場側へ誘因される可能性があることがわかりました。ウミガメの現状を正しく理解し、生息環境を残していくためにはこうした情報の積み重ねが必要です。仔ガメに限らず、ウミガメに関することはどんなことでも結構ですので、是非、日本ウミガメ協議会までご連絡ください。お待ちしております。(石原)

8月27日 みなべ町千里浜でLionさんとふ化率調査Part 1!

P8270038.JPG砂が堆積し深さ約2mとなった巣から未孵化卵を掘り出すP8270018.JPG発生途中で死亡した胚近年、千里浜では野生動物によりアカウミガメの産卵巣が掘り返され、卵が食べられてしまう被害が多発しています。これに対し、昨年からLion大阪工場の皆さんの協力を得て、産卵巣に竹やステンレス製の網を被せるなどの対策を講じています。今回は、その成果の確認も含めて、ふ化率調査を行ったのですが・・・・ 良くありません。6月中の産卵巣からは、ほとんどふ化していないのです。胚の発生ステージからすると、死亡したのは7月中旬。台風6号の直撃で長時間波を被り窒息死した模様です。同様の被害は、太平洋側の他の産卵地にも及んでいると思われます。これから7月後半の産卵巣からの脱出を迎えますが、接近中の12号が大きな被害をもたらさないことを祈ります。(松沢)

8月20日 福井県南越前町にてアオウミガメ混獲!

110820福井河野アオSCL716mm①.jpg8月20日、福井県南越前町の河野(こうの)定置網にてアオウミガメが混獲されたとの情報があり、事務局から佐野と岡本で調査に行ってきました。混獲されたのは、甲長716mmのアオウミガメで、そのサイズから亜成体(成熟前)であると考えられます。この個体には後肢の表面の端にフジツボが付着していましたが、このような場所に付着していることはあまりありません。というのも、フジツボは海を漂っている幼生期に付着するのですが、よく動かす上に、表面がつるつるしている足の先では、固着することが難しいと考えられるからです。なお、このアオウミガメには標識を付けて放流しましたので、またどこかで生きて再発見される日を心待ちにしたいと思います。最後に、連絡を下さった河野定置乗組員の皆様、内山様、便宜を図って下さったカネイチ水産の皆様、調査を手伝って下さった福井県立大の吉田様、相原様ありがとうございました。(岡本)

8月4日 南あわじ市吹上浜にてアカウミガメ漂着!

110804南あわじアカ.JPG2011年8月4日、兵庫県南あわじ市吹上浜にてアカウミガメの漂着情報があり、事務局から岡本、佐野の2人が調査に行ってきました。漂着したのは、甲長798mmのオスのアカウミガメで、腐敗が進行し、ガスにより膨満していました。尾部もツメもしっかりと伸びた立派なオスで、成熟しているかどうかといった個体でした。日本沿岸で成熟あるいは成熟間近のオスの発見数は少なく、非常に貴重な情報でしたが、死亡漂着ということで、残念な知らせとなりました。連絡をくださった、洲本土地改良事務所の加藤様、河本様、発見情報を通報してくださり、また埋設するための穴も掘って下さったダイニチ・コンストラクションの皆様、ありがとうございました。(岡本)

7月29日-31日 平成23年度相良自然環境塾が行われました!

110729相良環境塾.JPG2011年7月29-31日に今年で11回目を迎える「平成23年度相良自然環境塾」が行われました。この催しは自然好きな子供達に、科学的に自然を解析する手法を伝え、実践させることを目的としています。今年のテーマは「あやしい関係」。川や池で採取し、生き物同士の関係を探りました。ブルーギル、ウシガエル、アカミミガメの解剖をする、魚、ザリガニの大きさを測る等々、自然を科学的に解明するためのアプローチを実践しました。この塾は昼も夜も、起きている間はすべて研究に取り組むハードな企画ですが、子どもたちのパワーに押されて充実した3日を過ごすことができました。(谷口)
○主催:カメハメハ王国・日本ウミガメ協議会
○後援:牧之原市・牧之原市教育委員会
○講師:亀崎直樹・谷口真理<日本ウミガメ協議会:淡水ガメ専門>・加納千絵美<須磨海浜水族園:淡水魚専門>

7月16日 「イルカwith Friends Vol.7」に出展してきました!

2011.7.16 イルカコンサート@河口湖ステラシアター.jpg歌手のイルカさんの特別コンサート「イルカwith Friends Vol.7」にて当会の活動紹介と募金活動を行ってきました。イルカさんは国際自然保護連合(IUCN)の親善大使であり、このコンサートは地球の自然保護をテーマに毎年開催されています。毎年募金をしてくださるリピーターの方もいらっしゃり、心のこもった寄付をいただきました。謹んで御礼申し上げます。当日は台風が近づきつつありましたが、会場の河口湖ステラシアター周辺の天候は良く、日差しのあたる席では団扇を仰ぐ姿も多く見られました。事業部長の水野康次郎がステージに上げてもらったのですが、大きな体にパツパツのウミガメ着ぐるみ姿で観客の皆さんにインパクトを残せたのではないかと期待しています。残念ながらその姿を公開することはできませんが、着ぐるみの似合う女性スタッフたちの姿をご覧ください。ちなみに左側の青い服が水野です。(石原)

7月2日 東海大学海洋学部ライフセービング部、大活躍!

ライフセイバー.jpg照子ちゃんを捕まえた東海大学ライフセイバーのみなさん7月2日、悠ちゃんを須磨海浜水族園から神戸空港の人工池に移しました。同時に、対照実験用に照子ちゃんというアカウミガメを入れました。悠ちゃん、照子ちゃんには行動を記録するためのデータロガーをつけました。しかし、照子は素早く、自前のダイバーでは、遊泳力が足りず、捕まえられず、ロガーを回収できませんでした。そこで、担当の三根が考えたのが出身校の東海大学海洋学部のライフセービング部。電話でお願いしたところ、爽やかにやってきてくれました。水に入って30分、見事に悠ちゃんも照子ちゃんも捕まえてくれました。さすが、ライフセイバー。ありがとうございました。(亀崎)

6月1日 第22回日本ウミガメ会議の実行委員会を発足!

よわの浜.jpg沖永良部島でもっとも産卵が多くみられる与和の浜全景今年の11月18日(金)~20日(日)に鹿児島県沖永良部島で開催される、第22回日本ウミガメ会議(沖永良部会議)の第一回実行委員会を、6月1日沖永良部島において実施しました。沖永良部島は野生のウミガメが数多く生息しており、表情豊かなたくさんのウミガメたちと出会うことができる貴重な場所です。今回の会議は離島での開催となるため、アクセス面や宿泊先の問題もありますが、より面白く充実した内容になるよう、地元関係者の方々と協力して準備を進めていきます。会議概要やお申込み方法は9月頃にHPやメール等で案内させていただきます。皆様お誘い合わせの上ぜひご参加ください!(水野)

5月30日 グリーンタートルサンクチュアリの選定調査についてのお知らせです!

110516GTS調査(座間味)クリーニング岩.JPG110516GTS調査(座間味).JPG110516GTS調査(座間味)休憩.JPGグリーンタートルとはアオウミガメのことです。アオウミガメは熱帯海域の島々で産卵するウミガメです。草食のためか美味しいことから、昔は随分と食用にされ数を減らしたウミガメです。そのアオウミガメの成長する重要な海域が日本周辺にあることが分かってきました。その中でも特に重要な海域を見つけ、保護する方向で関係部局に呼び掛けようとするプロジェクトがグリーンタートル・サンクチュアリ・プロジェクトです。今回はその調査を慶良間諸島の渡嘉敷島周辺で行いました。1本45分程のダイビングで4-8個体ものアオウミガメが発見することができ、アオウミガメにとっては重要な海域であることが確認できました。アオウミガメの餌となる海藻が生えている訳でもなく、大きさから考えても産卵する親ガメでもありません。おそらく若い個体の休息場所となっているのでしょう。今後さらなる調査を行い、詳細に海域の利用状況について分析していきたいと思います。なお、本調査は三井物産環境基金の助成を受けて行いました。(谷口)

5月21日 平成23年度徳島アカウミガメ上陸・産卵調査講習会を開催しました!

110521徳島講習会(2).JPG110521徳島講習会.JPG5月21日、徳島県牟岐町にて毎年恒例の徳島アカウミガメ上陸産卵調査講習会を開催しました。講習会では、当会会長亀崎が「ウミガメの保護の仕方」というテーマの講演を行いました。その後、各砂浜の現状についての議論が行われました。特に活発だったのが徳島南部に位置する大里松原海岸についてです。この海岸では、長年の調査により自然ふ化が困難であることがわかってきました。このような自然ふ化が困難である砂浜においてどのような考えの下に保護を行っていけばよいのでしょうか?この議論では、現地の方々のウミガメに対する熱い思いやその対策が経済的に可能かどうか、長期的、短期的な対策などさまざまな角度からの意見が飛び交いました。他にはない非常に有意義な講習会だったと思いました。(谷口)

5月8日 椎名に入網したアカウミガメのお腹に卵が観察されました!

エコー.jpg室戸基地に出張している島田貴裕より連絡が届きました。5月8日朝、椎名の大敷網に入網したアカウミガメ(直甲長935mm)のお腹をエコーで観察したところ、卵が観察されました。もちろん、すぐに放流しました。近々、どこかの砂浜で産卵するものと思われます。今年の産卵は遅れていましたが、いよいよ産卵シーズンに突入でです。(亀崎)

4月12日-16日 国際ウミガメシンポジウムに参加して来ました!

国際学会inSanDiego 1.jpg国際学会inSanDiego 2.jpg4月12日から16日まで米国カリフォルニア州サンディエゴで開催された国際ウミガメシンポジウムに松沢と石原が参加して来ました。このシンポジウムはウミガメの生物学と保全について話し合われるもので、今年で31回目を迎えます。今年の参加者は1000人を越え、ウミガメ協議会からは松沢と石原が参加し、それぞれ産卵地での卵の食害とアカウミガメの性成熟について発表しました。また、松沢は第一回目の東アジア地域会合を主催し、日本、韓国、中国、台湾、香港の研究者や学生達と各地の情報を共有し、来年以降も地域会合を開催することも決まりました。今年はメキシコ湾の石油流出の問題とフロリダを中心とした低水温による大規模漂着がトピックとなり、初日の特別セッションでは数千頭のウミガメが犠牲になっているだろうと報告されています。また、気になるところでは、ブラジルではアカウミガメとタイマイ、アカウミガメとヒメウミガメの交雑が高い割合で起きているとの発表がありました。タイマイのような形をした産卵メスの実に4割がアカウミガメとの雑種だというのです。孵化率はほんの少しだけ純粋なタイマイに比べて低いだけで、これは雑種も繁殖能力があることを示しています。アカウミガメやタイマイがこれまでどうやって別々の種として生きてきたのかを考える上で、種の保全に関してはもちろん、生態学、進化学、遺伝学、形態学、行動学など、様々な分野にも関連する重要な問題提起といえます。(石原)

3月4日 小笠原で「人工ふ化放流事業100周年記念シンポジウム」が開催されました!

小笠原写真1.jpg人工ふ化放流事業発祥の記念碑&水槽小笠原写真2.JPG童謡「アオウミガメの旅」を歌う小学5年生たちアオウミガメの産卵地として知られる小笠原諸島は、ウミガメの資源管理に向けた取り組みの先進地でもあります。1886年にウミガメ漁が本格化してからわずか34年後の1910年に、なんとウミガメの資源減少を憂慮して人工ふ化放流事業がはじめられたのです。事業開始100周年を記念して、3月4日に父島にてシンポジウムが開催され、地元小学生たちによる環境学習の成果や、小笠原海洋センターによる一連の調査研究、人工ふ化放流事業の歴史などが紹介されました。中でも、「もし標識がついたウミガメが捕れてしまったら・・・・、そのときは美味しく食べてください!」という小学生の発言には、感銘をうけました。
小笠原における人工ふ化放流が実際にどの程度資源回復に効果があったかは今後研究により評価していく必要がありますが、大航海時代以降、世界各地では数世紀にもわたり乱獲が続けられてきたことに照らせば、はじめから利用と保全のバランスを目指した先見性は高く評価されるべきものです。シンポジウムのしめに、そのような内容の講演をしてきました。(松沢)

1月27、28日 三井物産環境基金活動助成2010年度交流会開催!

三井物産環境基金活動助成2010年度交流会が1月27、28日の2日間にわたり、東京で開催されたので、参加してきました。交流会に参加してみえてきたことは、日本のNPOが抱える問題点は主に2つあることです。まず、多くのNPOは財政基盤が不安定なこと、そして自分たちの活動のオリジナリティーを世間に表現する力が弱いということでした。その辺の力を要請するためのセミナーも今回開いていただきました。今回の交流会を通して、三井物産環境基金は経済的にNPOを支援するだけではなく、NPOの質的なレベルアップを図ろうとしていることがわかりました。日本のNPOはまだまだ力不足のところが多いですが、このような社会活動のおかげで、我々も力をつけていければと思いました。(谷口)

1月25-27日 サイパンでアオウミガメワークショップが開催されました!

110126Saipan (25).JPGサイパン島の原住民が伝統的な漁業の重要性を説明しているところ。米国の西部太平洋漁業管理委員会の主催するアオウミガメワークショップが1月25-27日にサイパンで開催され、日本ウミガメ協議会からは亀崎直樹、亀田和成、宮内洋次の3名が参加しました。サイパン島を含む北マリアナ諸島では原住民によるアオウミガメ漁が行われていましたが、今ではアメリカの法律によってそれが禁じられています。日本ではアオウミガメは沖縄、鹿児島の薩南諸島、小笠原で水産庁の許可の下、わずかに捕獲が許可されています。アオウミガメは草食性のウミガメです。過剰な保護は、鹿と同じような問題を起こすことも予想されます。今後の管理をどうするか。紆余曲折を覚悟する必要があります。(亀崎)

1月23日 大阪沖州会総会に出席!

IMG_1147.jpg今年の日本ウミガメ会議は鹿児島県の沖永良部島で開催する予定です。そこで、沖州会関係者のご紹介で、大阪沖州会総会に参加させていただきました。沖州会とは沖永良部出身やその関係者で形成される会です。今回の総会には沖永良部島にある知名町と和泊町の両町長も来られていました。総会で配布する資料には、今年のウミガメ会議予定の案内を入れさせていただき、さらに会場にいらっしゃる方々にも直接紹介させていただきました。お話しを聞いていただきました皆様、ありがとうございます。奄美群島では初めてのウミガメ会議ですので、ぜひ盛り上げて、多くの方にウミガメや沖永良部島のことを知っていただければと思います。(水野)

1月22日 四国地区ウミガメ情報交換会開催!

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1月22日、徳島県徳島市白水園にて、愛媛、高知、徳島県の3県より関係者24名が集まり、四国地区ウミガメ情報交換会を開催しました。この会は当会が取りまとめを担当している環境省モニタリングサイト1000「ウミガメ調査」の一環として行ったもので、各地域で起こっているウミガメを取り巻く地域特有の問題を取り扱う会合を開催し、それに関わる人々の間での情報交換の促進を目的に実施するものです。今後、地域ごとに順次開催していく予定で、昨年の和歌山県みなべの会合に続き、今回で第2回目になります。
四国地区でのテーマ・目標は四国のアカウミガメの上陸・産卵回数の減少は著しく、また屋久島・宮崎のそれと比べて、屋久島・宮崎は回復傾向にあるのに対して、四国は回復していないという現状を四国各地で調査されている方々と共通認識を持つことです。
基調講演には、日本が世界に誇る1950年代からのモニタリングデータが残る徳島県の日和佐大浜海岸、蒲生田海岸の歴史について、近藤康男氏、鎌田武氏よりそれぞれしていただきました。各地からの報告では、変動が激しい四国の砂浜や港湾や道路建設によって荒れる海岸についての報告がありました。今回のように愛媛、高知、徳島県の3県が一同に集まり、四国のウミガメについて議論したのは初めてのことで、とても有意義な会合となりました。(谷口)

1月21日 幼稚園で講演!

千葉県船橋にあるカイルアインターナショナルスクールで講演を行ってきました。対象は3才から5才で、海外の子供と日本人で英語を勉強している子供です。みんな小さいながらもちゃんと話を聞いてくれて、ある程度ウミガメの理解をしてくれたようです。ただ、さすがに3才の子にはなかなか伝わってなさそうでしたが・・。小さい頃からこういった環境の話に触れることで、自然のことや、人との繋がりをちゃんと考え理解できる人になってもらえればと思います。(水野)

1月19日 シャディさんの大阪展示会が開催されました!

IMG_1060.jpg昨年よりギフトカタログのアズ・ユー・ライクでお世話になっている、シャディさんの展示会にご挨拶に行ってきました。シャディさんの店舗やカタログでおなじみのギフト用品や生活関連グッズ、全国の美味しい食品や絶品スイーツまで!会場には体験や試食コーナーまであり、たくさんの人々で賑わっていました!皆さんもシャディさんのカタログでウミガメチャリティページを見つけられたら、是非応援してくださいね!(宮原)

1月15日 関西鹿児島県人会新年互礼会に出席してきました!

IMG_1050.jpg鹿児島が日本でウミガメの産卵の半分以上を占めていることなどから、当会では関西鹿児島県人会に入っております。今回はその県人会の新年互礼会に出席してきました。会には京セラやJALの会長をされている稲盛さんや関西圏の方々が出席され、県人会の報告や経営の理念の講演などが行われました。私はお世話になっている方と挨拶したり、初めてお会いする方々へ当会の紹介をさせていただきました。また、多くの方が出身が鹿児島であるため、小さい頃にウミガメをみた、昔のどこどこの砂浜はきれいだったと言うような話も聞取させてもらっています。この会に出席すると思うのですが、本当に鹿児島の皆さんはお元気です。会の参加者には経営者の方が多いのですが「なんでも信念をもって手を抜かずに一生懸命やっていればどうにかなるよ」という意識をもってます。私たちもこれを見習って、今年も一年、頑張っていきたいと思います。(水野)

1月14日 元インターン 来局!

2009年に大阪事務局でインターンをしていた松本美奈さんが、久々に事務局にこられました。松本さんは動物の勉強をする専門学校、大阪コミュニケーションアート専門学校を卒業後、当会事務局で8ヶ月間実習をしました。その後、千葉県の房総半島にあるマザー牧場に入社しました。現在では牧場内の案内役としてがんばっているようです。環境やウミガメの知識を持った現場を知っている人が、全国のあちこちの業種に行き、頑張ってくれているのはうれしいですね。(水野)

1月1日 あけましておめでとうございます!

あけましておめでとうございます。お陰さまで、日本ウミガメ協議会も今年で22年目を迎えます。2010年もウミガメや日本の砂浜に関する活動を展開させていただくことができました。悠ちゃん義肢プロジェクトの活動、種子島・野間池・室戸・島勝の混獲調査、全国各地の産卵・ストランディング・標識調査のまとめ、第6回西部太平洋区漁業管理評議会ウミガメ諮問委員会への出席(ハワイ)、インド・ゴアで行われた国際ウミガメ学会への参加、そして第21回日本ウミガメ会議(田原会議)の開催、それぞれに成果を上げることができたのは一重に皆様のお陰です。今年は11月に沖永良部島でウミガメ会議を開催するほか他のプロジェクトも目白押しです。これからも初心をわすれず、真摯に、砂浜、海洋、ウミガメのための活動を続けていく所存です。引き続きご支援をお願い申し上げます。