日本ウミガメ協議会 事務局だより2012
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緊急企画!「亀崎会長とフリッケ博士と行く八重山ダイビングツアー」参加者募集中!
シーラカンスやサンゴ礁生物の研究で世界的に知られるダイビング界の巨人、ハンス・フリッケ博士と亀崎会長と一緒に、八重山でダイビングをしませんか?日程は2012年5月28日から3泊4日、申し込みは5/18まで。
ご案内・参加申込書はコチラをクリック!
5月14日 双海海岸に、今年初めてアカウミガメが上陸しました!
高知県四万十市の溝渕幸三さんより、高知県西部の双海海岸に、5月14日、今年初めてアカウミガメが上陸したとの連絡がありました。いよいよ、日本本土でもウミガメの産卵期がはじまりました。(亀崎)
5月12日 平成24年度徳島県アカウミガメ上陸・産卵調査講習会を開催しました!
講習会集合写真
講習会風景
蒲生田小海亀大好き像を囲んで
5月12日に徳島県阿南市において、平成24年度の徳島県アカウミガメ上陸産卵調査講習会を開催しました。本年で14年目に突入するこの会では、地元の調査ボランティアの方をはじめ、徳島県や阿南市の職員の方、また当会のスタッフなどで、徳島県のアカウミガメの現状と問題などについて議論を交わしております。今年は「徳島県のウミガメ調査の歴史とこれから」というテーマで、長年続いてきた調査が高齢化や過疎化によって危ぶまれる現状をどのように次世代に引き継ぐかということに焦点を当てて議論しました。また、実際に観察に訪れた蒲生田海岸では、小学生の毎日の観察から始まった調査の歴史だけでなく、かつて781頭の上陸があった頃とは大きく様変わりした砂浜の様子についても地元の方から説明を受けました。現場で話をすると今まで聞いたことのなかったウミガメと地元の方とのかかわりなど、新しい情報を伺うことができ、ウミガメの調査の歴史というのは生活の一部として各地で根付いた文化なのだと知ることが出来、対話の重要性を改めて実感いたしました。(植月)
5月12日 平成24年度アカウミガメ上陸産卵調査講習会を行います!
アカウミガメの産卵の季節がやって参りました。今年も徳島県にて、アカウミガメの上陸産卵調査講習会を5月12日(土)に開催します。徳島のウミガメ調査のこれからについて一緒に考えてみませんか?若い方の参加も歓迎しております!お誘いあわせの上、ご参加ください。(植月)
上陸産卵調査講習会のご案内はコチラ
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4月23日-25日 北モントレー水族館に行ってきました!
4月23日-25日に、モントレー水族館とスタンフォード大学・ホプキンスが共催する会議に招かれ、出席してきました。モントレー水族館は、地域の海洋生態系を紹介しつつ、保全のための様々な活動や研究を展開しています。今回の会議は、今後、同水族館が北太平洋のウミガメについて取り組んでいくにあたり、求められる研究課題、効果的な保全活動、水族館が担うべき役割などについて、議論するため専門家が招集されました。日本で産卵し、アメリカ西海岸で生育するアカウミガメについては、漁業で死んでしまうカメや日本の砂浜の現状を憂う声がきかれました。(松沢)
4月24日 沖縄・渡嘉敷島から産卵の知らせ!




沖縄・渡嘉敷島から産卵の知らせが届きました。いよいよウミガメの産卵シーズンの到来です!
【写真提供】沖縄・渡嘉敷島 アイランズトリップ 森野さん
4月17-19日 北西太平洋アオウミガメ会議を開催しました!


4月17日から19日の3日間にわたり、神戸市立須磨海浜水族園にて北西太平洋アオウミガメ会議を開催しました。開催に至ったのは、近年、日本沿岸に存在するアオウミガメの摂餌域を、日本だけでなくミクロネシアなどの西太平洋に起源を持つ集団が利用するなど重要な役割を果たしていることが明らかになってきており、今後の研究発展や保全策策定のため、近隣諸国との情報交換、協力関係を築くことが目的でした。本会議では実際に、ミクロネシア、フィリピン、グアム、サモア、台湾といった近隣諸国の研究者に日本の研究者を加えて、各海域における本種の現状について、情報を共有し、今後の国際協力について、話し合うことができました。どの講演も非常に興味深いものばかりでしたが、特にフィリピンにおけるウミガメ調査が非常に進んでいることや、どの海域においてもpitタグと呼ばれる挿入式の標識が多く装着されていることに驚きました。今後、本種の回遊生態や海域間の利用について考えていく上で、非常に重要な情報交換の場となり、有意義な時間を過ごすことができました。本会議を開催するにあたり、支援して下さった三井物産環境基金の皆様、多大なるご協力をいただいた神戸市立須磨海浜水族園の皆様、通訳をして下さった、小松聖児さん、高瀬麻以さん、齋藤稔さん、また、ご参加くださった皆様、ありがとうございました。(岡本)
3月27-29日 韓国済州島で開催された第2回日韓ウミガメ研究会議に参加してきました!
専門者会合に臨む亀崎会長
済州島の産卵場所を説明するJung博士3月27-29日、韓国済州島で韓国水産研究所主催の第2回日韓ウミガメ研究会議が開催され、当会より亀崎と松沢が招待され、情報交換と今後の研究の協力関係について話し合ってきました。済州島の南岸では、かつてアカウミガメの産卵があったが今はないという話、済州島の定置網ではアオウミガメの混獲があるという話、韓国本土では東岸ではアオウミガメを見ることができるが、西岸では見られないことなどが話題に上りました。今後、標識調査などで協力していくことになりました。(松沢)
3月21日発行 「エコひょうご」に神戸空港人工池での活動が掲載されました!
財団法人ひょうご環境創造協会の協会情報誌「エコひょうご」No.63(2012年春号)に「ウミガメレスキュープロジェクト」と「悠ちゃん義肢プロジェクト」が掲載されました!ウミガメレスキュープロジェクト」は漁網などにかかり傷ついたウミガメたちを一時的に神戸空港人工池で療養させ、元気になったら大海原へ返すという活動です。悠ちゃんは現在須磨水族園でお見合いの真っ只中。今後は、自力で産卵までできる人工ヒレの開発に期待です!(植月)
3月11日―17日 メキシコ・フワトゥルコ国際ウミガメ学会に参加してきました!

メキシコ・フワトゥルコにて開催された32th International Sea Turtle Symposium(ISTS)に参加してきました!!ISTSとは世界各国のウミガメ研究者・調査者約800人が一堂に会し、各国最先端のウミガメ研究や保全活動を報告しあうことで知識や教訓を共有して、今後の研究や保護政策の在り方などを討論、協議することを目的とした国際的なウミガメ学会です。また夜になると、お酒を片手に各国の研究者とウミガメ談義に花を咲かせるというウミガメ好きにはたまらない“お祭り“でもあります。メキシコはヒラタウミガメを除くすべての種類のウミガメが産卵に訪れる“ウミガメ大国”として知られており、開催地のフワトゥルコはメキシコの太平洋側に位置し、沿岸域には日本で生まれ北太平洋を横断してきた未成熟なアカウミガメがやってきます。今年の学会へは当会からは松沢と私(大内)が参加し、松沢は「日本沿岸におけるウミガメ混獲の削減のための定置網脱出装置の開発」について、私は「アカウミガメの産卵行動は経験によって変化するのか?」について、それぞれ口頭発表を行いました。最終日の夜には発表会場の野外でダンスパーティが開催され、気難しそうな顔をした研究者もお互い言語が通じない調査者も、ウミガメとダンスミュージックで一つになり、体を揺らしました。(大内)
3月14日、15日 野間池の混獲調査を見学に行ってきました!
鹿児島県薩摩半島の西の端、野間半島にある「船宿のま池」に行ってまいりました!!美味しいお魚、美味しいお酒を求めて行ったのは勿論ですが、今回の大きな目的は野間池の定置網漁にご一緒させていただくことでした!当HP出もご紹介している通り、宮内叶さん、洋次さん親子をはじめ、こちらの漁師さんにはウミガメの混獲調査にご協力いただいております。今回は鹿児島大学の期待の学生5人と一緒に乗船させてもらい、私にとっては初めての定置網漁を見学させていただきました。運よく混獲されているウミガメを見ることもでき、普段どのように漁師さんがウミガメ調査を行っているのかを教えていただくこともできました。鹿児島大学の学生さんも一生懸命に漁を手伝い、色々な経験をさせていただくこと、普段あまり見ない海の生き物を見ることに興奮しており、こういった交流ができる学生さんは幸せだなと朝のさわやかな空気の中でしみじみと感じ入りました。野間池でお会いしました皆様、素敵な時間をありがとうございました!!(植月)
3月13日 第23回日本ウミガメ会議 第1回実行委員会の開催!
今年は鹿児島県志布志にて、「志布志湾会議」を11月30日から12月2日の3日間行います。第1回会議には協議会の人間を含め11人が出席しました。今年の会議のテーマや地元でウミガメ活動について力を入れていらっしゃる方の紹介など志布志の方の熱意と地元の方々の活動についてたくさんの意見を交わしてきました。調査をする中で問題だと思っていること、こんなことをやりたいと思っていると考えていることなど、今回の会議を通して志布志湾全体がつながり、より良い地域にしよう!という意思が感じられました!たくさんの熱い思いと美味しいお料理、お酒がいただける志布志湾会議、是非皆様スケジュールをあけてご参加ください!(植月)
2月23日 青森で漂着したアオウミガメの調査に行ってきました!
この時期に青森県の日本海側からの漂着情報ということで、何を食べているのか、生殖腺はどうなっているのか、など気になることが多々あり、調査に行ってきました。さすがは北の大地、朝の気温はマイナス9℃。雪やらみぞれやらわからないものが「やませ」の強風とともに吹き付ける中、解剖を行いました。体内には発達した卵胞が多数あり、今年産卵予定だったのかもしれません。もうひとつ目を引いたのは、脂肪層の厚さです。寒さに合わせて脂肪を蓄えたのか、適応として脂肪がついたのかはわかりませんが、過去に見たどの個体よりも厚い脂肪を持っていました。また、胃内には、ぎっしりと海藻が詰まっており、表面水温5℃の海でも、しっかりエサは食べていたようです。極寒の中、調査をできたのは、何度も暖かいコーヒーとお湯を差し入れてくださった、藤田康久様をはじめとする中泊町役場小泊支所の皆様のおかげです。情報をくださった上に、温かいおもてなしをいただき、ありがとうございました。(岡本)
2月3日 石川県で保護されたアカウミガメと添えられた白鶴の御神酒!
お神酒とともに送られてきたアカウミガメ冬になると、日本海では寒さに凍えたウミガメが打ち上がります。2月3日にも石川県かほく市の海岸でアカウミガメが漁師さんに保護され、須磨海浜水族園に急送、保護されました。運ばれてきた発泡スチロールの中にはお酒が・・・。縁起をかついで漁師さんが入れてくれたものでした。南浦の漁港に無事着いたことを電話すると、なんとカメを保護して3日間大漁続きだとのこと。やはり、ウミガメは助けるものです。そして大切なのはお神酒を供えることです。写真は運ばれてきたアカウミガメと、一緒に添えられていた上撰 白鶴の御神酒。神棚へ供えられる金箔入の逸品に、漁師さんの心遣いが感じられました。ありがとうございました!(亀崎)
2月2、3日 三井物産環境基金2011年度助成団体交流会に参加してきました!
三井物産環境基金助成団体交流会が、今年は宮城県・仙台国際センターにて開催されました。今回は、「創造と連携-市民による東日本大震災からの復興-」というテーマで昨年の震災からの復興戦略を考えるシンポジウムが行われました。宮城知事の村井嘉浩氏や現地で復興活動をされているNPOや大学の方からは「元に戻す(復旧)」ではなく「将来を見据えた創造(復興)」を念頭に、阪神・淡路大震災の教訓を生かし魅力ある地域へと復興していく!という力強いお話を伺いました。大学、行政、企業、NPO、地元住民など様々な団体がそれぞれの強みを生かして復興活動をしていること、NPOだからこそできるネットワークがあるということなど、学ぶべきところがたくさんありました。「連携」は違った者同士が関わるので難しいところもたくさんありますが、うまく絡み合えばより大きな力になります。その方法について討議することができた今回の交流会での経験を今後の活動にも生かしていきたいと思いました。(植月)
1月28日 沖縄カメ宴会&情報交換会開催!
1月28日、那覇市内のとある料理屋にて、毎年恒例の沖縄カメ宴会が開かれ、およそ30名のウミガメ関係者が集まりました。この宴会は、互いの健闘もみとめつつも、基本的には自分のフィールドの自慢話と馬鹿話に徹し、若者はそれを楽しく聞き、心地よく呑みあかすといった具合で、雰囲気的には初期の頃の日本ウミガメ会議と良く似ています。ただ、酔わないうちに、聞いておきたい話もあるので、今年は宴会に先立ち、漫湖水鳥・湿地センターにて情報交換会を開催しました。県内におけるこれまでの調査研究や保護活動の流れについて整理したり、各地の上陸産卵ふ化の状況や、侵食、浚渫、光害、食害、盗掘、混獲、不必要な卵の移植など、沖縄ならではの懸念や問題を共有したりすることができ、有意義な会合となりました。(松沢)
1月24日~31日 「ウミガメと環境・写真と漂着物展」が開催されます!
2012年1月24日~31日 四万十市中央公民館ロビーにおいて、高知県四万十市で活動する溝渕幸三さんが「ウミガメと環境・写真と漂着物展」を開きます。写真以外にも、漢詩、詩吟、ブルーベリー栽培と多彩な才能をお持ちの溝渕さんの展覧会、必見です!!
「ウミガメと環境・写真と漂着物展」の詳細はコチラをクリックしてください
※本展示会は無事終了いたしました。 多数の皆様にお立ち寄り頂き、誠にありがとうございました。
1月1日 あけましておめでとうございます。
あけましておめでとうございます。
お陰様で旧年中もウミガメや日本の砂浜に関する活動を展開させていただくことができました。悠ちゃん義肢プロジェクトの活動、種子島・野間池・室戸・島勝の混獲調査、全国各地の産卵・ストランディング・標識調査のまとめ、第31回国際ウミガメ会議への参加(米国・サンディエゴ)、そして第22回日本ウミガメ会議(沖永良部会議)の開催、それぞれに成果を上げることができたのは一重に皆様のおかげです。心より御礼申し上げます。今年の11月には鹿児島県・志布志にて第23回日本ウミガメ会議を開催します。その他の活動についても、HPなどでその都度ご報告させていただきます。今年も昨年以上に日本の浜辺の街が人とウミガメで賑わうことを目標に、心新たに活動して行く所存であります。
本年も変わらずよろしくお願い申し上げます。皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。(植月)