■[メニューに戻る]

活動紹介

[調査・研究]   [関連施設]

[教育・啓蒙・啓発] [調整]

調査・研究

[産卵地]
[産卵や砂浜]
[沖縄の八重山の生態系]
[モルジブの生態系]
[定置網に入るウミガメ]
[衛星発信機による追跡]
[標識放流]

[漂着死体の解剖]



産卵地での調査

 日本では八重山諸島から福島県までの主に太平洋側に産卵地が散在し、それぞれの地域で個人や団体が独自に調査を継続してきました。しかし、一部を除き情報は公表されず、産卵地の分布や全国での産卵回数などの情報は長年不明のままでした。そこで、当会は1990年に全国ウミガメ産卵アンケート調査を実施し、全体像の把握を試み、毎年同調査を継続させてきました。
その結果、以下のことが明らかになってきました。

 国内におけるアカウミガメの産卵は西日本の太平洋側に集中し、鹿児島県だけで全体の6割を占める。
 ・アカウミガメの産卵回数は、1990-91年から97-98年にかけて全国的に激減した。
 ・その後は低いレベルのまま推移したが、2002年に屋久島で爆発的に増加した。


 日本ウミガメ協議会では、各地の調査結果を埋没させることのないように、また実際に調査を行った方の名前を記録に残すために、資料集の出版・公表もしています。

△このページの一番上へ   △メニューに戻る

産卵・砂浜の調査

 砂浜は、埋め立てや護岸の建設などの開発や砂の減少によって、危機に瀕しています。その対策として、砂浜を人工的に造ったり、突堤やテトラポットを設置するなど、海岸の形だけを保持しようとするものが多いようです。しかし、砂浜を構成する環境要因は地形だけではありません。そこで、ウミガメ協議会では、海岸植生や海岸小動物の役割とその重要性を解明し、保全・再生すべき海浜の環境特性について研究を行っています。

△このページの一番上へ   △メニューに戻る

八重山での生態調査

 八重山諸島はサンゴ礁が発達し、また西表島の西部のように藻場が発達した海域もあります。亀崎は1983年より同海域でカイメンを餌にしているタイマイ、さらに海草を餌にしているアオウミガメの調査を行っています。その結果、この海域はタイマイとアオウミガメにとって重要な餌場であることが分かってきました。

△このページの一番上へ   △メニューに戻る

モルジブでの生態調査

 モルジブには世界でも有数のサンゴ礁が存在します。この海域でタイマイ標識調査を実施しています。調査は南マーレ環礁にあるリゾートVadoo島で、阪本時彦さん、いづみさん夫妻とともに行っています。高水温で世界的にサンゴ礁が死滅した1998年、モルジブでも多くのイシサンゴ類が死にました。その後、タイマイの成長速度がどんどん低下してきていることが確認されています。サンゴ礁の隙間がなくなり、餌のカイメンという動物が減少したことが原因かと思われます。

△このページの一番上へ   △メニューに戻る

定置網での調査(室戸・野間池)

 当会では、定置網漁師さんの協力を得て、定置網に誤って入る、ウミガメ類の生態を解明するとともに、漁業者に対する環境保全への取り組みを推進していく事業を行っています。現在高知県室戸岬周辺で操業する定置網と、鹿児島県野間池で操業する定置網に同乗し、共同で調査を開始しています。


△このページの一番上へ   △メニューに戻る

衛星発信機を使った追跡調査

 「アルゴスシステム」と呼ばれる極軌道衛星と電波発信機を用いた追跡システムでは、ウミガメが海面浮上した際の位置が随時分かり、バッテリーの寿命が来るか発信器が外れるまでの間、追跡を続けることができます。

△このページの一番上へ   △メニューに戻る

標識放流調査

 産卵のために上陸した個体や漁業によって混獲された個体に標識をつけることによって、次にどこかで再び捕獲されたときにその番号が分かれば、どのくらいの範囲を移動している、どのくらい成長したなど色々な情報がわかります。これまで全国各地の多くの方々に協力していただき、約4万個の標識を使用しました。

漂着死体の調査

日本各地の海岸にウミガメが漂着します。その場所、状況、種、胃内容物などを調べることでウミガメの生活史の一端を知ることができます。しかし、日本は広くなかなか全国をくまなく調べることができません。そこで広くサーファーやダイバーなど海に関係する多くの方々へ情報提供のお願いして情報を集めています。

△このページの一番上へ   △メニューに戻る

調整
[測定方法や標識の統一]
[全国の産卵回数のまとめ]
[全国の死体漂着のまとめ]
[標識放流調査のまとめ]
[研究の調整・支援]
[海外との共同研究とその調整]

測定方法や標識の統一

 協議会が発足する以前は、大きさを計測する方法が各地でバラバラでした。それでは、地域間の比較など科学的な調査は出来ません。そこで、測定部位を統一し、測定器具もノギスを使用して計測することにしました。また、全国の標識を統一し、通し番号をつけて、混乱を招かないようにしました。

△このページの一番上へ
   △メニューに戻る

全国の産卵回数のまとめ

 南日本の砂浜では、様々な方が毎晩、あるいは毎朝、上がってくるウミガメの数を数えています。その一つ一つのデータはとても貴重なものです。協議会は、それら貴重なデータを提供していただき、南日本全体のウミガメの産卵回数の変動を追跡しています。

△このページの一番上へ   △メニューに戻る


全国の死体漂着のまとめ

 ウミガメの減少する理由を探るためには、海岸に打ちあがるウミガメの死体を調べ、死因を調べることが大切です。最近では、カメラ付きの携帯電話の普及で、漁師さんやサーファー、そして釣り人など、海に多く行かれる方々から、正確なデータがたくさん集まるようになってきました。

△このページの一番上へ
   △メニューに戻る


標識放流調査のまとめ
 ウミガメに標識を装着し海に放流しています。また、再度発見されています。このような、移動に関するデータは貴重ですが、断片的な形で得られることが多く、論文や報告書にならずに、消えていってしまいます。当会では、そのようなデータを集積し、保存しています。

△このページの一番上へ
   △メニューに戻る


研究の調整・支援
 ウミガメの研究を始める時には、多くの問題を考えなければなりません。また、ウミガメという頻繁に見られるわけではない動物を扱おうとすると、当会のネットワークを利用して、広く情報を集めたほうが有利な場合も多々あります。
 以上のような、研究者と地元との調整や、研究の支援を行っています。

△このページの一番上へ
   △メニューに戻る

海外との共同研究とその調整

 ウミガメは海洋を広く回遊するため、国際的な研究も重要です。その際、より効果的に研究成果を上げるため、海外の研究者を紹介したり、ネットワークを形成したりする活動も行っています。現在、アカウミガメでは、メキシコ、ハワイなどの研究者と密接な連絡をとりながら、研究が進められています。

△このページの一番上へ
   △メニューに戻る

教育・啓蒙・啓発
[講演会]  [大学院生の受け入れ]
[留学生・共同研究者の受け入れ]
[インターンシップ]  [短期研修]
[寄宿施設の設置と提供]
[論文の協力・指導]
[専門学校との提携]

講演会

 全国各地あるいは企業にスタッフを派遣し、講演活動を行っています。講演内容はウミガメに関するものから、生物、環境問題、地方の振興など多岐に渡っています。お気軽にご相談下さい。
△このページの一番上へ   △メニューに戻る

大学院生の受け入れ
 会長の亀崎直樹は東京大学大学院農学生命科学研究科生圏システム専攻の客員助教授を務めており、大学院生の受け入れが可能です。他の大学・大学院に所属している学生・大学院生も指導を行うことは可能ですが、さまざまな点で限界があります。できれば当専攻の入試を受けてください。なお、研究内容や不明な点などは気軽に相談してください。
△このページの一番上へ   △メニューに戻る

留学生・共同研究者の受け入れ

ミャンマーヤンゴン大学講師のオン・マー・オン博士(ユネスコの助成で留学)
 海外や国内から留学生や共同研究者を受け入れています。大阪枚方の本部での研修や、沖縄八重山の黒島研究所、高知県の高岡大敷網共同研究基地で実際に研究活動に携わっていただくことも可能です。また、相談の上、当方が所有しているデータに基づいて研究していただくことも可能です。
△このページの一番上へ   △メニューに戻る

インターンシップ

 実際に就職する前に、あるいは在学中に休学する形で、当会のスタッフになっていただき、業務を学んでいただくことができます。礼儀、文書の作成、フィールドワーク、マネージメント、データの収集管理など、当会のスタッフが日頃こなしている仕事を身に付けていただきます。また、インターンシップの過程で、適職を見つけ就職されることも可能です。
△このページの一番上へ   △メニューに戻る

短期研修

 一ヶ月以下の短い間、日本ウミガメ協議会の仕事を通じて、NPOのマネージメントや環境保護の仕事の理解を深めてもらうコースを用意しています。また、調査手法の習得など具体的な目的のある研修も対応します。
△このページの一番上へ   △メニューに戻る


寄宿施設

 研究あるいは研究のために利用できる寄宿施設が大阪本部、黒島研究所、室戸大敷網共同研究基地にあります。それぞれ1泊の利用料は500円、1500円、500円です。
△このページの一番上へ   △メニューに戻る

卒業論文・修士・博士論文の協力・指導

 大学の卒業論文あるいは大学院での修士・博士論文の研究を、ウミガメを題材にして行う方々に対しては、協力・指導が可能です。その場合、指導教官の許可を受けていただきます。また、その成果の発表に関しては、当方と打ち合わせていただきます。
△このページの一番上へ   △メニューに戻る

専門学校との提携
 日本ウミガメ協議会は大阪コミュニケーションアート専門学校と提携し、講師を派遣しています。また、希望する学生は当会の施設を優先して利用できます。
△このページの一番上へ   △メニューに戻る

関連施設
[黒島研究所] [室戸基地]
[野間池基地] 

黒島研究所

 
1973年建設された財団法人海中公園センター八重山海中公園研究所の活動を、同財団法人の閉鎖に伴い、名称を変更し2002年より引き継ぎました。ウミガメの研究を初め、地元黒島の民俗学の研究も行っています。
△このページの一番上へ   △メニューに戻る

室戸基地

 高知県室戸市には定置網が5つありますが、その中の高岡大敷組合の協力で、調査基地を設けています。常に、調査員を派遣し、混獲されたウミガメの保護・調査を行っています。2002年から活動を始め、現在では漁師さんの方がウミガメを大切に扱ってくれるようになり驚いています。
△このページの一番上へ   △メニューに戻る

野間池基地

 鹿児島県南さつま市の野間池で定置網漁業を営んでいる宮内叶さんの協力で、混獲されるウミガメの調査を行っています。調査には鹿児島大学ウミガメ研究会のメンバーが毎朝出かけています。
△このページの一番上へ   △メニューに戻る


一切の情報を転載・複製することを禁じます。
   (C) NPO法人 日本ウミガメ協議会 2008